2022.04.08
読者様におかれては、日々の感染拡大防止生活ご苦労様です。
さて、政府は2022年4月7日、全国の公立校に通う小学6年生を対象に実施した初のヤングケアラー実態調査の結果を発表しました。
すごく、ざっくりした表現で表しますと…
全体の6・5%(約15人に1人)が「世話をしている家族がいる」
と言う事らしいです。
(*'ω'*) 多くないですか?
注意点としては、調査の相手が小学生の為詳しい世話の定義を示していないので、家のお手伝いや幼い兄弟の世話など「介護的な世話」とは違う場合も含まれており、実際は6.5%よりは低い可能性がある事です。
別の調査で、公立中2年の5・7%、公立高2年(全日制)の4・1%がヤングケアラーとされており、確かに小学6年生で6.5%は高いかも知れません。
まぁ、でも数%居るって理解で良いと思いますが、今わたしが50代で介護をしている立場で言うと、介護的な事を小学生にさせるのは可哀そうでなりませんね。
憶測・想像・妄想で仮定しますが、小学生の親が要介護になった場合、かなり若いと思います。
もちろん、若くして要介護になった本人も辛いし大変ですが、子供から見れば「先が長い」と言う事です。
介護をやりながらの勉強では影響が出ないワケないですし、若い頃に一人の時間が少ないのは非常に辛いと想像出来ますよね。
筆者がそうだったので解るのですが、介護との両立を考えた場合「就職」にも、間違いなく影響が出ます。選択肢が狭まるハズです。
また、家を出て独立と言う事もやりづらくなりますので、結婚願望のある方は後々影響があるでしょう。
先ずは、自助が基本と理解しつつも「ヤングケアラー」の場合は、例外的な福祉の枠組みを考えた方が良いかも知れません。
では、また次回です。by おしょぶ~
スポンサーリンク