介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

尊厳死法案、いよいよ国会へ!(私見として、議論はしてほしい)

2018.09.16

 

大手のネットニュースで朝から流れています。明日には紙の新聞も取り上げるでしょう。尊厳死法案の問題です。

 

今日のテーマは「尊厳死法案、いよいよ国会へ!(私見として、議論はしてほしい)」でお送りします。

 

報道によりますと、自民党が終末期医療のあり方を規定した新法作成の検討に入ったようです。この終末期医療の法案と言うのは、当然多岐にわたるわけですが、少し強引に言うと尊厳死を法律で認めるか否か?」だとわたしは思っています。

 

若い方は、理屈で分かっても感覚としてはピン!と来ないと思います。それで、普通です。高齢者介護の現場で働く人・そして家族の多くはピン!と来ていると思います。

 

この尊厳死の問題は、いろいろな考え方があって当然で、単に医療の枠ではなく宗教観や死生観・実際の患者家族の生活感・相続などの金銭も絡んでくるでしょう…世間では議論されていますが、国会では法案すら出ていません。

 

特に高齢者の終末期医療は考えて欲しいです。仮に若い方が厳しい状態になっても、その家族の考え方と財力が続くのであれば、「何十年後の医療なら目覚めさせられる!」との考えもって将来に向かうのも選択肢の一つと思えますが、筆者自身の母が平均寿命に近く、治る見込みの無い状態…「生きているだけの現状」で、介護してくれる人がカレンダーをめくる生活に違和感があるのが本音です。

 

ぶっちゃけ、今回で成立するとも思っていません。廃案でも継続審議でも、結果は別としてちゃんとした国会の場で議論を望みます。公で議論をする事で、興味を持ってくれる人が増えれば、また街での議論が活性化します。

 

いろんな意見にもまれ、知見が入ってくれれば新しい「知恵」が出て来る事でしょう。

注目して行きたいと思います。

 

では、また明日です。by Oshobu~

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