2018.07.17
「平成30年7月、西日本豪雨」災害により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
今日のテーマは「西日本豪雨死者数…60歳超が7割の現実!」でお送りします。
※共同通信のまとめた数字(7月15日19時現在)
身元が判明した171人の死者の中で、60歳以上の死者は12府県で118人です。
約7割を占めています。
90代 11人
80代 33人
70代 43人
60代 31人
もう、このブログも2年以上書いて来ましたので、ある程度予想はしておりましたが、災害は高齢者に一番つよくのしかかってきます。
- 垂直避難が困難
- 情報弱者である
原因として、この二つが大きいと言われています。
高齢死亡者の8割は、建物の1階もしくは平屋で見つかっています。これは、仮に身の危険を察知しても、足腰が弱いため2階や屋上と言った、水を避ける事の出来る高い位置への「垂直避難」が出来なかった可能性が高いです。
一部の報道で、「避難指示」などの情報が上手く伝わらなかったのでは?と流れています。防災無線が複数のスピーカーで流れ、音が重なり過ぎて内容が把握出来なかった例があるようです。
高齢者の多くは、スマートフォンを所持していません。やはりその分、情報の伝わりが、若者や現役世代より遅い様です。
気象庁によると、「今まで日本人が経験した事の無い豪雨」と言うことですから、予想外・想定外の被害が出た事は残念ですが、防ぎきれない部分もあったと思います。今回、これを経験したわけですから、亡くなった方は戻って来ませんが、この経験値を今後の防災につなげる以外ないです。
では、また明日です。by Oshobu~
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