介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

実は熱中症より死者が多い「低体温症」にご注意下さい!

 低体温症のイメージ
Ina Hoekstra
によるPixabayからの画像

2021.01.01

 

読者様におかれては、日々の感染拡大防止生活ご苦労様です。

 

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あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

さて、新年早々注意喚起記事と言う事で、少々心苦しいですが「寒波」が到来している今、重要な事ですので書かせて頂きます。

 

※この内容は神戸新聞(2021.01.01)に掲載されていた、帝京大学医学部附属病院の三宅康史教授(救急医学)のお話を参考に書いております。

 

読者様は「低体温症」と言う病気をご存知でしょうか?

 

筆者は、名前だけは聞いた事があり「体温が異常に下がって危ないんでしょ」程度の認識ですが、その様な方が多いのではないでしょうか?

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実は有名な熱中症より死者が多い!」と今日知りました。

 

低体温症は、身体の深部が35度を下回る状態を指しますが、厄介なのは市販の体温計では測れない事です。

 

ですので、本人が気が付かないうちに低体温症になってしまうのです。

 

個人差はありますが、深部が35度を下回ると震えが出て、動作が緩慢になります。

32度~28度(中程度)で、逆に震えが止まり、意識がもうろうして判断力が落ちます。

 

重症化すると「凍死」してしまいます。

(;゚Д゚) 凍死!

 

そう…冬山ではなく、多くの高齢者が自宅で凍死しているのです。

 

厚生労働省の人口動態統計では、2019年までの20年間で熱中症を上回る死者を出しているそうです。

 

火災予防の為に就寝前に暖房を消すお年寄りは多いでしょう。

別の方法でしっかりと「暖」をとれていれば良いのですが、寒さを我慢して身体の冷えを放置していると危険です。

 

特に、祖父母・両親が高齢で離れて暮らしていると言う読者様は、定期的に「低体温症」について注意喚起をしてあげて下さい。

 

では、また次回です。by おしょぶ~

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