介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

血液1滴で13種類のがんを99%の確率で検出!来年実証試験入り(東芝)

2019.11.25

 

1滴の血液でがんを検出出来たら、こんな良い事があります。

 

  • ①体への負担が少ない
  • ②精度が向上する
  • ③検査費用が安い

 

しかし、わたしの様な素人ブログでも書き続けると、いろいろ話が繋がって来て、ほんと自分の知見の広がりを感じますね。

 

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上記の記事は、この1滴の血液から癌を検出出来ないか?の臨床研究が始めると言うもので、2017年に書いています。

 

実は、この研究を基に各メーカーが検査機器の開発競争に入っていました。今日の話題は、どうやらその中で「東芝」が頭一つ出たようですね。

血液検査のイメージ

ユミコさんによるイラストACからのイラスト

 

神戸新聞(2019.11.25)

神戸新聞(2019.11.25)

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報道によりますと東芝は11月25日、1滴の血液から13種類のがん、いずれかの有無を99%の精度で検出出来る技術を開発し2020年から、実証試験に入るとプレスリリースしました。

これね、2017年に記事を書いた時点では、臨床試験での目指す確率は95%だったので、2年足らずの間に99%まで精度が上がっています。素晴らしいですね。

 

また2時間以内で検査結果が出ると言う事ですから、検査の段階では十分働きながら・普段の生活をしながら出来ますね。

 

ただ、この検査では「具体的にどのがんか?」は特定出来ませんので、精密検査と言う事になりますが、初期の段階でも発見出来るので、早期治療で生存率が高まる可能性が高くなりますね。

 

因みに13種にがんは…

乳がん胃がん食道がん・肺がん・肝臓がん・胆道がん・膵臓がん・大腸がん・卵巣がん前立腺がん・膀胱がん・肉腫・神経膠腫(しんけいこうしゅ)です。

 

数年以内の実用化を目指すと言う事です。

では、また次回です。by おしょぶ~

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