介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

教師の中堅層が手薄と言う話…神戸市東須磨小問題の遠因とも言えます。

2019.11.24

 

兵庫県の話ですが、全国的にも似た傾向にありますので、お付き合い下さい。

物事には直接的な原因がある一方、「遠因」ってありますよね。

 

読者様もご存知かと思いますが、わたしが住む神戸の教育現場が荒れております。暴力やいじめをする生徒の事ではありません!先生の事です…苦笑

 

今回のテーマは「教師の中堅層が手薄と言う話…神戸市東須磨小問題の遠因とも言えます」でお送りします。

 

神戸新聞(2019.11.24)

神戸新聞(2019.11.24)

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これは、「学校教育統計調査」から導き出された、兵庫県の教員の年齢構成です。

 

簡単に言いますと、ここ20年で中堅の40代が減り・20代の若手が倍に増えています。


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神戸程ではないですが、全国の数字でもこの傾向が出ており1998年と2016年の比較では、40代は40%➡23%・20代は11%➡17%です。

 

神戸には阪神淡路大震災後に、一段と採用を抑制した特殊事情があります。

 

さて、なぜこの事が東須磨小学校教師間暴行問題の遠因かと言いますと、報道では加害教師2名は共に30代ながらも、すでに学校運営の中核的立場だった事を指摘しています。

 

報道の言いたい事は、まだ教師として十分成長出来ていないのに、校内で一定の力を持たせるのは早かったと言いたいのでしょう。

 

中堅が手薄になり・若手の育成に手が回らない…十分に教育がされないまま30代で責任ある(一定の影響力のある)立場になってしまった。

 

(*'ω'*)なるほど…まぁそれでも、他の多くの先生はそんな真似はしないわけで、個人の要素が大きいと、外野のわたしは思いますけどね。

 

ただ、この年齢構成が遠因なら、子供達の教育レベルとかにも影響するかも知れませんね。いま県では、教員のOB・OGを借り出して若手の教育をしているそうです。

 

では、また次回です。by おしょぶ~

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