介護の道も一歩から 

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68歳の男性を帰宅させず3日間勤務させるなど、残業月130時間!心筋梗塞で死亡事案。

2018.10.18

 

今日のテーマは「68歳の男性を帰宅させず3日間勤務させるなど、残業月130時間!心筋梗塞で死亡事案」でお送りします。

この事案が、労災になるかどうか?はまだ分かりませんが、高齢者の勤務と言う事を考えれば、異常なのは間違いないですね。

 

報道によりますと、「東京都内の私立高校の警備員だった68歳の男性が急性心筋梗塞で死亡したのは、連日の夜勤や24時間勤務など、過酷な労働が常態化していたことが原因として、遺族は労働基準監督署に労災を申請した」と伝えられています。

 

遺族と弁護士が10月17日に都内で記者会見を行っているのですが、「帰宅せずに3日間勤務」「残業が月約130時間」との事。

 

 

東京都中央区の「グローブシップ警備」と言う会社で契約社員として入社し、世田谷区の高校で働いていたそうです。この勤務体制も、勤めているのが68歳の高齢者と言う事も、当然会社は知っていたでしょうから…何らかの手を打つべきだったでしょう。

 

男性は今年2月、夜勤中に急性心筋梗塞となり4月に亡くなりました。この亡くなった事と、勤務体制との因果関係の立証は簡単ではないでしょう。法律的にはどうか?わたしには分かりませんが、最低「遠因」ではあったと思います。

 

では、また明日です。by Oshobu~

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