介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

急性緑内障は、事前の自覚症状を感じやすい病気です。思い当たる人はすぐ病院へ!

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2018.05.12 

 

昨日、わたしの自身の緑内障経験から記事を書かせて頂きました。通常の緑内障は自覚症状が無い為、定期検診を欠かさないで下さいね。

 

さて、今回は「急性緑内障」の話しです。

神戸新聞(2018.04.28)で、東京逓信病院・眼科、松本俊部長が急性緑内障について、寄稿されておられたので、情報をシェアさせて頂きたいと思います。

 

先生曰く、急性緑内障は中年以降の女性に多い傾向があります。

発祥すると、視神経が急激にダメージを受けて、失明する場合もあります。

 

眼内は眼圧を保ち、栄養補給の役目もある房水で満たされています。その房水は隅角(ぐうかく)と言う部分を通って排出されます。

急性緑内障は、隅角がふさがる事で眼圧が急上昇し、激しい目の痛み・頭痛・吐き気・嘔吐・目の充血などを引き起こします。

 

発作は夜起きやすいです。暗くなると、瞳孔が開き虹彩(こうさい)が厚く盛り上がります。遠視で眼球が小さい人・加齢で水晶体の厚みが増している人などは、房水の通路が狭いので、厚くなった虹彩がさらに狭めると言うわけです。

 

緑内障は初期自覚症状が無いとお伝えしました。しかし、急性緑内障は発症前から、目が重い・圧迫感・霧視(むし)=「もやの中を通っている様に見える」、などの症状を感じる事が多いです。

 

ただ一時的な為、放置してしまう人が多いのが現状です。

当てはまる方は、すぐ眼科に行ってくださいね。

 

では、また明日です。by Oshobu~

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