介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

皮膚が薄くなり進む乾燥!高齢者の「スキンテア」をご存知ですか?

f:id:masaru-masaru-3889:20170611132539j:plain

https://www.ac-illust.com/

2017.06.11

 

今日のテーマは「皮膚が薄くなり進む乾燥!高齢者の「スキンテア」をご存知ですか?」でお送りします。

スキンケアと字を間違えているわけではありません。「スキンテア」です。

◆スキンテアとは?

「スキンテア」とは特に高齢者に起こりやすく、表皮が剥がれたり裂けたりします。

皮膚が薄くなったり、乾燥が進む事が原因でおこるのですが、本人の痛みももちろんですが、見た目「介護虐待」に見えることも困り事と言えます。

 

乾燥して弱くなった皮膚は、わずかな衝撃(摩擦・ずれ)で剥がれたり、避けたりします。高齢化によるところが大きく、介護現場では日常茶飯事とも言えますが、ある程度は予防出来ます。

◆予防

おむつを替えるときの「すれ」や車椅子への移動・入浴など、非介護者が設備やものにあたり衝撃をうけるパターンはいくつもあります。

健常ならなんと言う事のないことも、上記の理由で皮膚の剥がれ・裂けにつながります。特にベッドの柵にあたり傷つくことが多く注意が必要です。

 

予防としてまず、日常の流れでぶつけやすい場所(例ベッド柵)にクッションやスポンジなどでカバーすることです。

逆に、非介護者の方にアームカバーとつけると言ったことも効果的です。

また皮膚の保湿には(保湿クリーム使用)勤めてください。

 

※スキンテアは高齢化が大きな要因なため、完全に防ぐのは難しいですので、リスクを下げる行動を続けていきましょう。

では、また明日です。

by Oshobu~