2018.01.27
今日テーマは「介護報酬自立支援に重点化!」でお送りします。
厚生労働省は1月26日、2018年度からの3年間に介護保険サービス事業所に支払う、介護報酬の改定方針をまとめました。
基本的な流れとしては、リハビリによる高齢者の自立支援・重度化防止を進める施設に配分を厚くします。また、みとり対応する介護施設へ報酬を加算します。
※ポイントをまとめます
- リハビリによる高齢者の自立支援を進める事業所に配分を重点
- 終末期の高齢者が増えるため、特別養護老人ホームへのみとり対応に加算
- 介護報酬全体の改定率は+0.54%
- 特別養護老人ホームの基本報酬は最大3%引き上げ・大規模な通所介護は最大5%引き下げ
- 生活援助は市町村が計画を検証する仕組みを導入
前回の改定では特に厳しかったのが、特別養護老人ホームです。大幅に報酬を下げられたため、昨年の厚生労働省の調査では全体の利益が1.6%に急落しています。いくら福祉関係とは言え、締めすぎるとやってくれる人が居なくなりますよ。
まぁ、わたしは外野でやいやい言うだけですけど、限られた予算で配分を考える方も大変なのは、理解しておかないと…とは思っています。
この件に関しては、細かい部分が介護者にとって大事になってきますので、勉強してまた書きますね。では、また明日です。
by Oshobu~
スポンサーリンク