2017.06.01
今日のテーマは「義歯のお手入れについて(セルフケア・定期診査)噛むことは健康にとってとても大切な事です」でお送りします。
母を自宅介護している時に、歯科の先生から教えて頂いた事をまとめます。
母はもう口から食事が出来なくなり、管で栄養を送っています。口から食事が出来る事は幸せな事ですし、噛むと言う行為は体のバランスを保つ働きもしています。
◆セルフケア
食事をすると、義歯の表面には「デンチャープラーク」と言う汚れが付きます。
それを栄養とした細菌が多く発生しまして、口内炎や口臭の原因になります。また誤飲による「誤嚥性肺炎」も怖いです。
だいたい付きやすいところは決まっていて、ピンクの床部分と人口歯の境目や金属との境目です。食後、流水で大きな汚れをざっと流し、柔らかいブラシで境目を丁寧に洗いましょう。義歯洗浄剤も効果的です。
※入歯の素材は、傷付きやすいので硬いブラシは避けて下さい。
◆定期診査
義歯の劣化により、ひびが入り汚れが落ちにくくなったりします。また歯茎の衰えでかみ合わせが合わなくなったりもします。
最低でも1年前後で定期診査をしましょう。
状態が悪くなる前に、早め早めに手を打ち良い状態で義歯が使える環境整備が大切です。
では、また明日です。
by Oshobu~