介護の道も一歩から 

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内閣府が「がん対策に対する世論調査」を発表しました。その中身は?

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2017.02.09

 

こんにちは。

今日のテーマは「内閣府が「がん対策に対する世論調査」を発表しました。その中身は?」でお送りします。

【がん治療と仕事】

内閣府は、1月28日に「がん対策に対する世論調査」を発表しました。

調査は2016年11月17~27日に、全国の18歳以上の男女3000人を対象に個別面談方式で実施しました。有効回答率は60.5%

※ちょいと話逸れますが、個別面談形式で有効回答率が60.5%ってどう言う事なんだろう?ふざけた答えをしたと言う事か?謎だ!^^;

 

話戻します。がん治療と仕事の両立は可能か?との質問に、そう思う27.9%・そう思わない64.5%が大きく上回った。

2014年の調査でも、そう思わないが65.7%で就労環境の改善が進んでいないと、内閣府は分析している。

 

【がん治療と仕事の両立が難しい理由】

代わりに仕事をする人がいない      21.7%

職場が休む事を許してくれるか分からない 21.3%

体力的に困難              19.9%

収入が減ってしまう           15.9%

 

●両立に必要な取り組み(複数回答)

短時間勤務の活用            52.6%  

柔軟な休暇制度             46.0%

在宅勤務                38.6%

患者・産業医・主治医の連携       35.3%

職場の理解を深める広報啓発       32.5%

主治医が就業環境への配慮要請      32.4%

 

厚生労働省の統計では、約86万5千人のがん患者の中で約32万5千人が通院しながら仕事を続けている。

 

さて、みなさんはこの実態をどう捉えますか?

では、また明日です。

by Oshobu~