介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

保険料2万人分徴収ミス 厚生労働省5年放置 計6億円!?

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2017年01月02日

 

こんにちは。

今日のテーマは「保険料2万人分徴収ミス 厚生労働省5年放置 計6億円!?」でお送りします。

 

ちょっとちょっと~厚労省さんと、テーマを見ただけで嘆きたくなりますね^^;

【昨年12月27日にプレスリリース】

厚生労働省は昨年12月27日に、後期高齢者医療制度(75歳以上)で、保険料徴収システムの不備があり、2008年から全国的に計算ミスがあり過大徴収・過小徴収があったと発表しました。対象者の抽出はまだですが、推計では2万人6億円です。

 

※筆者が2008年を赤字大文字にしたのは、これこの制度の発足年だからです。

つまり後期高齢者医療制度が始まってから、ずーーーと間違えていたと言う事です。

何事にもミスはありますが、税金・保険料などの徴収は公務員の本丸中の本丸の仕事ですからしっかりやってほしいです!

【発覚から5年放置】

また、これがよく分からない…都道府県から問い合わせが入っているにも関わらず対処療法的な対応で済ませて放置してきたとの事???

この文面読んで、読者様は分かりますか?あきれるー_-

 

確かに対象者は少ないし、システムの改修にかかるコストを考えたのかもしれませんが、税金・保険料はルールに則って公平性を確保することが、絶対原則です。

【対象者には4月以降に通知】

対象者には地元の自治体から、通知が4月以降に届きます。取りすぎている方には当然返還されますし、過小になっている方は時効分(2年分しか遡らない)を除き不足分を納付して頂く事になります。

 

※対象者は、自営業か不動産所得があるなどで、青色申告をしている後期高齢者医療制度加入者の一部です。①世帯主や本人らが家族に対する給与である「青色事業専従者給与」を支払っているか、年金収入が120万円以上ある。②75歳になる直前に家族に扶養されていなかった。のこの条件にいずれも当てはまる人。

対象者ははっきりわかりませんが、全体の0.13%程度とある都道府県の調査結果があると厚労省は言っています。

 

まぁ、とにかくしっかりお願いします。

by Oshobu~