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2016年11月27日
こんにちは。
今日のテーマは「東京・立川暴走2名死亡事故詳細報道を読み解く。」でお送りします。
【東京・立川暴走2名死亡事故】
11月12日、東京都立川市の国立病院機構災害医療センターの敷地内で、高齢女性の運転する車が暴走し、二名の犠牲者を出す残念な事故が起きました。
最近、高齢ドライバーの事故が目立ったきていたので、かなり注目されています。
直接の原因は、ブレーキとアクセルの踏み間違いと見られていますが捜査中です。
【遠因】
ドライバーの高齢女性は83歳です。夫婦で二人暮らしをしていますが、夫が自宅から5㌔離れた病院に入院しました。当初は電車とバスで病院に通っていましたが、雨の日や乗り継ぎの大変さを考え、車で通うことに変更しています。
実際、車なら片道30分ですが公共交通機関なら50分以上かかります。
この方は5月に免許を更新し、ゴールド免許で認知症や持病も確認されていません。
ただ、夫が入院する前の最近は運転をしていませんでした。事実ご近所の方が、車庫入れ時に「そこらにぶつけている」との証言を載せているメディアもあります。
事故の前日、夫の容態が悪化し泊まり込みで付き添い、徹夜で帰宅して1~2時間後再び病院に向かいました。疲れを見て取った近所の方が「一緒に行こうか」と声をかけてくれていますが「大丈夫」と断っています。
その後、車は暴走しました…
※筆者なりに気になるところを赤字大文字にしました。
車を運転していいかどうか年齢で判断するのは乱暴だとの意見があります。これはこれでひとつの立派な見識です。ただ私はその立場をとりません。83歳での車の運転は止めるべきと言う意見です。
ちゃんとした医学的根拠はありませんが、健常者であっても高齢になれば、判断と行動が現役世代よりは遅くなるので、運転には向いていません。
電車とバスで50分での移動、お年寄りにはきついのは事実でしょうが、耐えうる範囲ではないかと思います。もしこれが耐えられない身体状況なら運転にも向いていないのではないでしょうか?
もし報道通り、ペーパードライバー化していたのなら即公道での運転は現役世代でも危険です。ペーパードライバー講習などを受けてからの方が安心ですね。
徹夜明けに運転、これも現役世代でもきつい条件です。高齢者ならなお更です。
【まとめ】
今回の事故の件は、読み解くと「高齢者の運転」と言う側面より全世代に共通して運転に「不向きな状態に自分があるなら運転するべきではない」と言うことでしょう。
夫が入院して病状が悪化していることにより、運転者は強いストレス状態にあったと思います。また徹夜明けで、体力的にも疲弊していたでしょう。
それに車以外の交通手段ちゃんともありました。ペーパードライバーであったかどうか事実が気になります。
二名の死亡と言うのは、ドライバーの事情を考えても到底許せない、結果責任があります。
わたし達も、他人事とせずどの年代であっても、運転に不向きな心身の状態の時は運転をしないと言う選択が出来るようにしていきたいですね。
では、今日はここまで
by Osyobu~
※今回の記事は各紙の詳細報道を読み、自分の視点から書き起こしたものです。