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2016年9月5日
おはようございます。
テーマ「認知症の高齢者、「さがしてメール」兵庫県伊丹市の新取り組み」でお送りします。
【認知症者の行方不明】
身近の父がそうですので、解説しておきます。
世間のみなさんは、「なんで、表に出してしまうのだろう」とか思っているかもしれませんね。でも、24時間自分の生活も営みながら被介護者を監視するのは、無理です。
また、外出自体は刺激になり認知症進行予防に繋がりますので、出来ればさせてやりたい背景もあります。俗に言う「まだらボケ」では、出かける時にはまったく正常で心配を思い起こさせないが、途中で駄目になったりします。
確かに、事故・事件に関係してしまう可能性を考えれば家でずっと居させるのも、ひとつの見識ですが、相手は人ですからね。難しいです。
また、色んな事情があるのでしょう。認知症でも家族が引き取っておらず、一人暮らしの人は多いです。
認知症の方が行方不明になる例は、これからも増加すると思います。
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【防犯カメラ1000台・スマホを活用】
伊丹市は2016年度中に、高齢者・子供の見守りのため、防犯カメラを1000台整備する予定です。カメラには受信機が付いています。
発信機を持った対象者が、近くを通ると位置情報や時刻が家族に通知されるシステムの運用を一部始めたりもしています。
今回はこのシステムを利用して、認知症高齢者が行方不明になった場合、捜査協力ボランティアに「さがしてメール」を配信する取り組みを始めました。
カメラ・スマホを有効活用、身長・服装などの情報を共有し、早期発見につなげます。
今回の対象は「認知症高齢者」「障害者」「障害児」です。
【まとめ】
うん。いいですね。時代を捉えた取り組みだと思います。
介護・高齢者問題を勉強していますと、度々兵庫県伊丹市の話題に触れます。
熱心です。高齢者・子供・障害者、弱い立場の方を守るのは、行政の大切な仕事のひとつです。
こんな自治体なら市県民税払うの納得です。
俺の神戸市も頑張れ~^^;
では今日はここまで!
by Oshobu~