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2018.05.17
上記の記事は、2016年8月に書いた記事です。
うちの母もそうですが、身体の動かない人を入浴させるのに「リフト式入浴」と言うのがあります。文字通り、リフトで被介護者を吊るしてお湯につけるのですが、その時お湯の温度が適温か?見るだけの基本作業を怠った為、被介護者が全身の多くを火傷して死んでしまった…と言う事故の記事です。
ただ、お湯が熱くないか?それだけの確認で防げた事故で残念でしたのでよく覚えておりました。福祉業界内だけでも、この失敗は共有してほしかった…
大阪府警阿倍野署は5月16日、大阪市阿倍野区の障害者施設で知的障害のある入所者の女性が入浴中に熱湯を浴び、全身やけどで死亡したとプレスリリースしました。
給湯温度が85度になっているのに、施設職員が確認していなかったという事で、業務上過失致死容疑で捜査しています。施設は、社会福祉法人「日本ヘレンケラー財団」(阿倍野区)が運営する「グループホーム ティンク」です。
プレスリリースによると、5月12日午後4時30分ごろ入所者の叫び声が浴室から聞こえて、職員が駆け付けると女性入所者(52)の肌が真っ赤になっていたと言う事で、救急搬送されましたがたが、やけどは体の約6割に及び、5月15日の夜に死亡しました。
なんと!蛇口からの給湯温度は最高の85度に設定され、浴槽の湯は80度前後あったとみられます。警察は、女性が浴槽につかる前にかけ湯をしたとみています。
これも、給湯する前に温度設定の確認をするだけの、基本作業で防げた事故ですね。
残念です。
では、また明日です。by Oshobu~
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