介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

「年中ばて」の人が増えていると言うお話。

2018.01.13

 

今日のテーマは「年中ばての人が増えていると言うお話」でお送りします。

今回は健康関連で、高齢者だけではなく全年代に関係があります。わたしはこの「年中ばて」と言う言葉、今回初めて勉強して知りました。

 

意味は字の通りで、「夏ばて」とかじゃなくて年中ばてているひとです^^;

いますか?知ってる人とかで…筆者は思い当たらないのですが、この症状の方が増えているそうです。

 

 

◆ばて連鎖

夏に冷房の効いた部屋で長く過ごしたり、冷たい飲み物の摂取が多かったりすると、体温の維持機能がうまく働かなくなり、夏以降も疲れが残ります。さらに秋に季節性の気圧の変化で眠気やだるさに襲われる。

 

この「夏ばて」と「秋の季節負け」が重なり「冬ばて」になる~つづく(苦笑)

つまり「ばての連鎖」に陥る人がいます。季節の温度の変化に対応するのも体力がいるそうで、体力のない方はそうなってしまいますが、最近は体力のあるはずの若年層にも広まっているとか…

 

電化製品の普及で、快適な生活環境が当たり前になったため、季節の変化に体が対応できなくなっているらしいです。

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◆対処療法

完全に体がばてている時は、冷たいものをとらない事が大切です。それでもダメなら、体を温める食材(例/根菜類)を積極的にとり、エネルギー消費は最小限に抑える事が大切です。

 

衣服は体の中心となるおなか・血流の多い太ももや二の腕・動脈が皮膚の近くにある首、手首、足首を冷やさないものを選びましょう。

自律神経を整えるために早寝早起きで十分な睡眠、40度以下のお風呂に肩までつかり冷えの改善と副交感神経の働きを高めましょう。

※熱いお風呂は入眠の妨げになるため

◆根本対策

上記の対処療法を続け、すこし余裕が出てきたら運動で体力の向上を目指しましょう。

運動により、本来体に備わっている環境への適応能力を、回復させることが根本対策です。

運動は大げさに考えず、つま先立ちで家事をしたり、エレベーターをやめて階段で生活したりするところから始めて下さい^^

 

※この記事は、神戸新聞2018.01.11での「からだ」のコーナーでの、東京有明医療大学、保健医学部鍼灸学科・川嶋朗教授の寄稿を参考にさせて頂いております。

※川嶋朗先生の本↓ 

体の不調を自分で治す温活のコツ (主婦の友生活シリーズ)

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 では、また明日です。

by Oshobu~