介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

日野原重明先生の「延命治療望まず」はそれはそうだろうと言う話

 

十歳のきみへ―九十五歳のわたしから

十歳のきみへ―九十五歳のわたしから

 

2017.07.20 

 

今日のテーマは「日野原重明先生の「延命治療望まず」はそれはそうだろうと言う話」でお送りします。

聖路加国際病院(東京都中央区)の福井次矢(つぐや)院長(66)は18日午後、記者会見でこう言っています。

 

日野原氏は3月下旬に消化機能の衰えにより食べることが難しくなったが、体に管を入れて栄養を取る経管栄養や胃ろうなどの延命治療を「やらない」と拒否。数日後に退院し、自宅で福井院長らの診察を受けながら療養していた。

 

日野原重明さんの本を何冊か読んで思うのは、目指すは「ピンピンコロリ」なのかな?と…先生の場合はそれ(ピンピン)が長すぎた(苦笑)ので、常人にはわからない感覚なのかな?とおもう。

 

先生の本の中で、こんなシーンがある。巡回していて、高齢者の方が若い医師に「お前なんかに何がわかる」←正確な記憶ではありませんが、こんな意味の事を投げかけ駄々をこねていたが、先生がくると黙り込むしかなかったと…

 

そりゃそうですよ!年寄りの事を理解していないと怒っていたのは、70代の方で巡回で回ってきた日野原先生はこの時点で90歳を超えて、まだまだピンピンで現役の医師で学会にも参加、講演活動で全国行脚、本もたくさん出版されていてパーティーに出席されたら脂っこいものをどんどん食べて、「そんなに食べて大丈夫ですか?」と問われると、ええ3日間で調整していますからと答えていた方…

 

この駄々をこねた患者は黙るしかないですね^^

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

by Oshobu~