http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa15/index.html
2017.04.23
今日のテーマは「国民生活基礎調査(厚生労働省)から、いろんな事が見えてきます①」でお送りします。
■国民生活基礎調査とは?
保健・医療・福祉・年金・所得など国民生活の基礎的な項目に関して実施する調査で厚生労働省が行います。厚生労働行政を行う上の基礎となる調査と言えます。3年ごとに大規模調査を行いますが、その間の各年には世帯の基本的な項目と所得状況についての簡易調査を行っています。
まぁ固い言葉でまとめるとこうなりますが、生活のこと全般を質問していくので、世の中の同世代がどのような暮らしかがわかったりして、見方によっては大変興味深く面白いものですよ。
■シリーズ化
記事の題名に①とつけたのは、この調査すごく裾野の広い調査で、見てとれる事も多いのでシリーズ化を考えております。連載ではなく、たまに挟み込んでいくことを考えています。
今回は世帯の形について、見てみようと思います。
■世帯(国民生活基礎調査、H27.06.04)
全国の世帯総数は 5036 万 1 千世帯となっています。
世帯構造は「夫婦と未婚の子のみの世帯」が 1482 万世帯(全世帯の 29.4%) 次いで「単独世帯」が 1351 万 7 千世帯(同 26.8%)、「夫婦のみの世帯」 が 1187 万 2 千世帯(同 23.6%)となっている。 この中で「高齢者世帯」は 1271 万 4 千世帯(全世帯の 25.2%)で、どんどん増えています。また、「母子世帯」は 79 万3千世帯(全世帯の 1.6%)でした。
このブログで以前に高齢者数が、人口の25%を超えたと言う記事を書いた事がありますが、世帯数でも超えていますね。また、1.6%の母子世帯には、国の厚い支援をお願いしたいですね。今日の数字はほんのさわりで本当にいろんな数字があるので今後ご紹介していきますね。
では、また明日です。
by Oshobu~