2017.04.24
今日のテーマは「メタボ予防で厚生労働省方針、検診・指導実施率低ければ健保に罰金!」でお送りします。
厚生労働省はこの度、メタボリック症候群を予防するため40~74歳を対象にした特定健康診断の受診者が少ない企業の健康保険組合に対して、ペナルティ(財政面)を強化する方針をかためました。
◆メタボリック症候群
現在、メタボリック症候群を知らない方はいないと思いますが、念のため。
メタボリックシンドローム(英: Metabolic syndrome)とは、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上の症状が一度に出ている状態をいう。日本語に訳すと代謝症候群、単にメタボとも言われる。
これ自体が怖いと言うより、この状態からあらゆる病気への入り口が開くと言う恐ろしさがありますね^^;予防出来るに越したことはありません。
◆財政面のペナルティとは?
検診や保健指導の実施率が基準を下回った場合、その健康保険組合に対し高齢者医療への拠出金を増やし、基準も現在より引き上げ範囲を広げる事になります。
となると、対象企業の社員の保険料が上がる可能性が出てきますね。
逆に、成果を上げた場合は報奨を強化し、拠出金負担の軽減幅を大きくします。
ペナルティが目的ではなく、企業の健康づくりを促し医療費全体の抑制につなげたい考えと言う事ですね。
2018年度から段階的に初めて、2020年完全実施を目標とします。
中小企業向け、協会けんぽ、その他が利用する国民健康保険でも同様に取り組みを進める計画です。
では、また明日です。
by Oshobu~