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2016年5月9日
おはようございます。
また、気になるニュースが飛び込んできました。
【介護職員のうつ病問題】
仕事のストレスなどが原因で、うつ病などの精神疾患を発症したとして、労災を申請した介護職員が2014年度までの5年間で2倍以上に増えたとの事。
いやー厳しいですね。実際に認定された人も3倍増!自分で母の介護をやっていた時期があるので、よく分かりますがそれはそれはしんどいですよ!介護の仕事。
ただ記事をよく読むと、仕事内容と言うより、人手不足の過重労働が問題の中心みたいですね。
厚生労働省の集計によると、介護を含む「社会保険・社会福祉・介護事業」の精神疾患の労災申請は、〇九年度の六十六人が一四年度に業種別トップの百四十人に増加。この五年間の増加率は二・一倍で全業種の一・三倍を上回った。
出典:東京新聞 2016年5月8日 朝刊
※つまり、いま全業種の中で、精神疾患の労災申請が「社会保険・社会福祉・介護事業」がトップであると言う事です。
こんな厳しい中で、両親をみてくれいる介護職の方には感謝の言葉しかありませんね。
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◆適切な労務管理を
<介護現場に詳しい聖隷クリストファー大大学院(社会福祉学)の古川和稔教授の話> 介護職員のメンタルヘルスは、経営者が労務管理を適切に行っているかどうかに大きく左右される。勤務時間や休日取得の把握がずさんな事業所の離職率は高く、職員は人員不足の穴埋めをするため長時間働かされ、精神的不調に陥りやすくなる。労務管理を適切に実施している事業所は少なくなく人材育成に力を入れれば定着率は高まる。高齢者の転倒事故の防止や質の高いケアにも力を入れることができ、入所者にも大きなメリットになる。
出典:東京新聞 2016年5月8日 朝刊
※専門家の先生は、こう言っていますが、それが難しいから問題になっているのです。
どうしたら、いいか全くわかりません。このままでは、介護職員を増やすどころか、いなくなってしまいます。
ただ、あきらめたらそこで終わり!みんなで考えていきましょうね。
では、今日はこんな処で。
byおしょぶ~