2018.08.02
今日のテーマは「避難指示・避難勧告、実際に行動した人0.6%と言う話」でお送りします。
まず、避難指示・避難勧告の違いをまとめておきましょう。
「避難勧告」は、災害による被害が発生する恐れのある場合に発令されるもので、強制力はありませんが、対象地域の住民に安全な場所への避難を促します。 「避難指示」は、被害の危険が切迫したときに発令されるもので、「避難勧告」より状況がさらに悪化した場合や、人的被害が出る危険性が非常に高まった場合に発令されます。
https://lowch.com/archives/5158
避難勧告は全く強制力はなく、避難指示もやらなければいけない事になっていますが、「罰則や身柄を拘束してでも避難さす」なんて法的根拠はありません。つまり、住民の自主判断になります。
今回、情報を共有するのは「兵庫県」の数字です。
先の西日本豪雨では、兵庫県内で34市町の105万人に避難指示・避難勧告が発令されましたが、もっとも多い時点でも実際に行動したのは0.6%でした。
これは兵庫県全体の数字で、地域によって条件が違いますから、危機感の温度差はあると思いますが、あまりにも低調ですね。
気持ちは分からなくはないです。どうしても、「我家は大丈夫」と思ってしまうもんね。でも、今回は気象庁が「過去に経験をしたことが無い豪雨」と言っていたので、もう少し危機感をもって頂きたかったですね。
最大の被害を出した、広島県の数字を知らないので何とも言えませんが、非難意識がもう少し高ければ、少しは被害に遭う方を減らせた可能性が…と思うと残念です。
では、また明日です。by Oshobu~
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