2018.09.14
今日のテーマは「年金の平均受け取り額は幾らなのか?(厚生労働省『平成28年度厚生年金保険・国民年金事業の概況』)」でお送りします。
◆実際みんな幾らもらっているのか?
先日、下記の記事を書きました…
www.xn--u8j9cuc3a1045az8akz4jtu1c6ej.com
この記事が多くの方にお読み頂けました。やはり、自分が支給される年金額って興味のあるところだと思います。そこで、今回は国の資料から平均は幾ら支給されているのか?書いて行きたいと思います。
参考にした資料は、 厚生労働省の「平成28年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」です。
年金定期便を見れば、50歳を超えた人は65歳から幾らもらえるか?だいたいリアルな数字が掴めますが、若い方は不確定要素が大きいので、今もらっている人の平均額も知っておくといいでしょう^^
◆国民年金
制度上の満額は64,941円ですから、みなさん何らかの事情で40年間の保険料満額支払いが出来ていないと言う方が多いと言う事でしょうか?
どちらにせよ、国民年金だけでは食べていけませんね。フリーで働く生き方が注目されていますが、その方々は国民年金と言う事ですから、いま食べれるだけではなく遠い未来も食べれるように、考えながらやって下さいね。
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◆厚生年金
厚生年金平均受給額は、147,927円(平成28年度)です。
厚生年金の場合、満額と言う考え方はありません。収入により納める保険料も違うからです。収入の高い会社に長く勤めれば、受給額大きくなります。
う~ん、これでも年金だけで暮らすのは難しそうですね。ここからは、あくまで想定ですが、年金だけで暮らせていけるパターンは…厚労省で夫婦二人のモデルの想定支給額を公開していまして、「40年間サラリーマンとして働いた夫と、専業主婦の組み合わせ」となっています。
わたしとしては、このモデルは時代に合っているか疑問ですが、このモデルですと…
モデル受給額は、221,277円です。
うん。これだと年金だけで暮らせる地域はあるでしょうね。さらにこれをもとに考えると(想定の想定?(笑))、このモデルの他に「厚生年金(夫)+国民年金(妻)※逆もアリ」と「厚生年金 夫婦共稼ぎ」とが、何とか年金だけで暮らせる感じですかね~^^
まぁこれも、人生…失業や大病など何事もなく40年間キッチリ保険料を納めての話しで、今後はいろんな事を考えると、年金だけで暮らせる老後は想定しない方が良いでしょう。(つらいの~)
では、また明日です。by Oshobu~
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