2018.09.02
今日のテーマは「わたしのねんきん定期便が来ました!みなさんちゃんと見ていますか?」でお送りします。
筆者は8月生まれですので、数日前に「ねんきん定期便」が来ていました。
◆ねんきん定期便とは?
こんな感じのハガキで届きます。「ねんきん定期便」は国民年金・厚生年金の加入者を対象に、毎年その人の誕生月(1日生まれの方は前月)に届くようになっています。
主な内容は、保険料の納付実績と、このままの条件で払い続ければ、受給時にどれくらいの年金を受給できるのかの目安が書かれています。
「このままの条件」と言うところを、赤字にしたのは確定金額ではないところを、理解して頂きたいからです。
人生いろいろありますから、今はちゃんと保険料を納付出来ていても、失業で払えなくなるかも知れませんね。また、法律が変わって支給額が減るかも知れません。ですから、あくまでこのままの条件で払い続ければ…なのです。
上の写真がわたしに届いた、「ねんきん定期便」です。普通は写真のような圧着はがきが届きます。ただし、節目年齢とされる35歳・45歳・59歳の誕生月にはハガキではなくA4サイズの封筒が届きますので覚えておいて下さい。
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◆ねんきん定期便の見方
今から見て頂く見本は、「日本年金機構」ホームページからの引用です。
※平成30年50歳未満様式
※平成30年50歳以上様式
実は50歳未満と以上では中身が違います。「項目1」のこれまでの年金加入期間は両方同じです。
違うのは「項目2」ですね。簡単に言うと50歳も過ぎれば、年金受給時期に近いので、これまで納付してきた実績から「見込み額」が出せると言う事です。
50歳以下の方は、ここが「見込み額」ではなく「参考の額」になっています。
過去に国はいい加減な管理で、年金のデーターを失くしてしまっています。その後、このねんきん定期便が送られるようになりました。ですから、大事な将来の収入源の一つですから、まずは「項目1」の過去1年間の保険料納付実績に間違いがないか?
必ず確認しましょう!
ねんきん定期便がスタートするまでは、自分で確認出来ないのですから、間違いがあっても自分のせいではありませんが、ずーとほったらかしで数十年後、「違う!」と言っても「毎年確認のハガキを送っていますよね?」…と言うお話ですよ。
◆ねんきん定期便の項目2を見て将来の準備
厚生労働省の「平成28年国民生活基礎調査」では、高齢者の約54%の方が年金だけで生活しています。ここからは、わたしの推察も入りますが、これの多くは厚生年金加入者で、昔の基準で受給額が高い方だと思われます。
今の現役世代は、年金は減る事があっても増える事はありません。また受給年齢も、遅くなる事はあっても早まる事はありません。そして、「多様な働き方世界」になって行けば国民年金の人の割合が増えるのではないでしょうか?国民年金だけでは、絶対に生活できません!
と言う事で、まぁあまり若いうちからやる必要はないでしょうが、ねんきん定期便の項目2をちゃんと毎年チェックして、老後の足りない資金の事も考えながら人生設計をして行きましょう^^筆者のように50代から慌てても手遅れですよ!(笑えない~)
では、また明日です。 by Oshobu~
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