介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

年金が少ない・貯金もない…でも家はあると言う方は「不動産担保型生活資金」と言う国の制度があります。

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2018.07.14

 

人生何が起こるか分かりませんから、いろいろな事があって、さて65歳の高齢者になった時…どうやら年金は生活出来る程の額は無さそう・貯金も言うほどない…でも、住む家だけはあると言う方向け記事です。

 

今日のテーマは「年金が少ない・貯金もない…でも家はあると言う方は『不動産担保型生活資金』と言う国の制度があります」でお送りします。

 

この仕組みは「逆の住宅ローン」と言う意味で「リバースモーゲージ」なんて呼ばれています。

【どんな人が借りれるのか?】

  • 65歳以上の低所得者(住民税非課税世帯程度)
  • 担保となる土地の評価額1500万円以上(例外有)
  • 単独所有もしくは同居配偶者と共有
  • 抵当権などが設定されいない事
【運用面の話し】
  • 窓口は市町村の社会福祉協議会
  • 借りれる限度額は評価額の70%程度
  • 毎月の限度額30万円以内
  • 利子はつきます
  • 時が経ち、借入者が死亡したら相続人・連帯保証人が土地を処分するなりして返済

※ただし、重要な注意点があります。もし存命中に貸付限度額に達した場合、その時点で土地を処分して返済するか、またはそれ以降発生する利子を払いながら住み続けるか選択が要ります。

 

あくまで、生活費の補てんですので月額30万円限度で十分でしょうし、生活が成り立っている時期は借りないわけですし、特例以外自分が死亡してから支払いが発生するので、残りの人生の衣食住の目途が立つので、助かる人はいそうですね。ちなみに、年間300人ほどの方が利用されています。

 

では、また明日です。by Oshobu~

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