2018.07.09
今日のテーマは「高齢者の働く人が増えていると言う話」でお送りします。
総務省より、6月29日に「労働力調査」がプレスリリースされました。
おや!?と思ったのが、過去最多の数字を21年ぶりに更新したんですね。筆者の認識ですと、就業者の中心は15~64歳までの俗に言う「生産年齢人口」だと思っていました。まぁ中心がこの方々なのは変わりないのですが、高齢者が増えているそうです。
この「労働力調査」の表す、「就業者数」とは会社員らの雇われている人・雇い主・自営など「働く人の総数」です。この数が、2018年5月として6698万人に達して、比較可能な1953年以降で過去最多となりました。
背景は好景気による人手不足で、企業が今までより採用範囲を広げていると考えられますね。人口はご存じの通り、毎年「微減」のトレンドです。
ただ、働く人が増えている…特に高齢者と女性です。
前年同月比で…
- 女性の働く人が93万人増(2952万人)
- 65歳以上の働く人が56万人増(875万人)
このブログの立ち位置ですと、高齢者の数字を考えるわけですが解釈はいろいろあるでしょう。
- 年金では食っていけないから働く高齢者が増えている
- 生涯現役!健康寿命増長の為に働く
大きくはこの二つの理由かな~と思うのですが、どちらにせよ筆者は肯定的に捉えています。やっぱり、社会との関係を維持する事が「健康維持」「ボケ防止」になると思いますし、現役世代の負担軽減にもつながりますもんね^^
心配なのは、ほんのわずかですが遠くから「不景気の足音」が聞こえてきています。オリンピックがある2020年以降の景気次第で、企業が手の平を返して高齢者や女性の採用枠を狭める事のないよう、政府には息の長い景気対策をお願いしたいものですね。
では、また明日です。 by Oshobu~
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