介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

商業施設の取り組みに感謝!自尊心を傷つけない認知症者への接客対応

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2016年7月29日

 

おはようございます。

父は近くのスーパーによく買い物に行きます。

もう、有名人です^^見た目はわりとちゃんとしてるけど、しっかり認知症だと!

 

みんながしっかり見てくれて、財布の中の私の書いた手紙「買い物はいりません」などを、説明してくれる^^うまーく父を家に帰してくれます。

 

この度、イトーヨーカドー明石店で、認知症サポーター養成講座が開かれました。

認知症サポーター】

地域の認知症の人をサポートするための資格。認知症対策として厚生労働省が2005年から始めた。6時間以上の研修を受けた講師が全国各地で一般市民らを対象に開く「認知症サポーター養成講座」を受けて認定される。受講する動きは警察にも広がり、山形県警では約2千人の警察官と職員全員がサポーターになった。

出典:コトバンク

私が以前飲食業界にいた話は、このブログでもよく書いているのですが、勤める店舗がモール(商業施設)って事があります。

 

で、そこの会議に出るわけですが、認知症のお客様の対応の話はよく出ます。

知識が不足しているので、現場でも困るのです。

 

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棚にあるお菓子は、堂々とカバンの中に入れます。服は試着室で着替えたら、そのまま出て行こうとします。

 

もう、本人はよく分かっていないのです。警察では対応出来ません。

こちら側も事件にする気は、サラサラありません。

うまくお話して、商品を返してもらい機嫌よく帰ってもらう…

 

あ、道に迷ってるなと思い、声をかけると「迷ってなんかない!!」逆に怒られたりして ^^;取り繕い行動ですが、これを分かって対応するのと、分からないでは大違い!

 

レジでのトラブルなど、「ロープレ」で自尊心を傷つけない対応を身につけて行くそうです。

 

感謝!!社会のこう言う取り組みが高齢者を救います。

ありがとう!!

それでは今日はこんな処で。

   byおしょぶ~