介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

介護現場に求められる、グリーフケア(悲観ケア)そこまで求めるのか疑問!

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2016年5月18日

(2016年9月2日 編集・加筆修正)

 

 

今日は2日前のニュースからお伝えしましょう。

あなたは、グリーフケアって知っていますか?

 

在宅介護が多くなり(施設不足の背景あり)、自宅で家族をみとるケースが増えています。大切な家族との別れで、当然喪失感が生まれます。

 

これは、かなり個人差があるもので、その喪失感があまりに強いと残された方が、社会適合性を一時失ってしまうこともあります。

グリーフケア(悲嘆ケア)】

 

その、悲しみや喪失感を遺族に寄り添ってサポートすることを、グリーフケアと言います。先日、グリーフケアについての調査の記事が載っていました。

 

(介護職員を対象にした調査で)

  • 「遺族へのグリーフケアの必要性を感じている」81.7%
  • 「ケアの内容を知っている」24.3%
  • 「聞いたことがない」+「聞いたことはあるが内容は知らない」75.5%

※つまり、遺族を見ていて何らかのケアの必要性は感じるが、グリーフケアの概念も知らないし、内容も分からないと言う結果ですね。

【あなたはどう思いますか?】

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で、その新聞記事はこの現状に対する問題提起記事になっていました。

【筆者は違和感ありです】

私の見解は、そのケアまで介護職員さんに求める必要があるか懐疑的です。

 

ホームヘルパーなら、一日何件ものお宅をまわり、被介護者の買い物・掃除・料理等身の回りの世話をして、家族との接点も持たざるえない…

へたな大企業のサラリーマンより、人間関係がしんどいと思います。

 

施設の職員なら、その上、連勤と夜勤の嵐になっていることもあります。

 

それにプラスして、遺族のケアまでを求めるのは私の個人的見解ですが、求めすぎだと思います。

【下の過去記事まだの人はぜひ読んでほしい】

  

masaru-masaru-3889.hatenablog.com

 

そうなんです!心がやられている問題は介護職員も深刻なのです。

 

遺族のケアは私も必要だとは思いますが、それは遺族と親しい周りの家族や友人がしていくのがいいのでは?と思うのは私だけでしょうか?

 

それでは今日はこんな処で。

by おしょぶ~