介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

久しぶりに冷蔵庫を漁る父を見てショックを受けました。

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2017.08.16

 

今日のテーマは「久しぶりに冷蔵庫を漁る父を見てショックを受けました」でお送りします。

昨日の夜中ですね。寝ていたのですが、台所の方からなんかゴソゴソ音が聞こえて来て見に行くと、父が冷蔵庫を漁っていました。

 

その時は声をかけず、漁り終わるのを待って冷蔵庫の中を片付けました。その時声をかけると、必ず喧嘩みたいになって父が大声をだして近所迷惑なので、静観が一番です。

いま、わたしが一番見たくないのが「父の冷蔵庫漁り」です。

 

このブログをよく見て頂く方は、もう認知症の「忘れる」は物忘れではなく「消去」であると、理解されているでしょう。つまり、忘れるのではなく無かった事になるのですね。あった事を忘れる場合は、何かのきっかけで思い出すわけですが、無かった事(消去)になっているわけですから、思い出しようがないのです。

 

で、わたしもそれは十分理解しています。ですから、父は夕食を食べても無かった事になるわけです。で、何故か他人が悪者になり「俺、夕食も食べさせてもらってない」となり冷蔵庫を漁ります。

 

でも、お腹はいっぱいなんです。食べているから…まぁちょっとは食べれるでしょうが、漁っている途中で「あれ?なんかあんまり入らないな~」となり、漁るのをやめて寝ます。毎回そうです。

 

最近は、張り紙を冷蔵庫に貼りまくり上手く行っていたんですが…

「●月●日夜18時に夕食終わっています。水分補給だけにして下さい」

「今日は11時にヘルパーさんが来ます。昼食は作ってくれるのでそれまで冷蔵庫の食材は手をつけないでください。ちなみに朝食はちゃんと食べていますよ」

なんて感じで手紙方式で、これで冷蔵庫に行っても戻っていたのですが、バイオリズムみたいなものがあって、調子の悪い日は手紙は無視ですね^^;

 

なんで父の冷蔵庫漁りを見たくないか?これをやっている時の父にすごく動物的なものを感じるからなんです。まぁ、食は本能ですから仕方ないのかもしれませんが…

なんか人間じゃないような顔つきなんです。なんか、悲しいでしょ…

 

すみません。止めどもなく書きなぐってしまいました。

では、また明日です。

by Oshobu~