2017年01月29日
おはようございます。
今日のテーマは「無知は罪なんて言いますが、やっぱり知ると知らぬは大違いな話」でお送りします。
母の施設代の事です。このやり取りが有ったのは少し前になります。
【植物人間なみ】
痴ほう➡認知症の様に、言葉を変える動きがあります。基本賛成です。
植物人間もあまり使われなくなった言葉です。母は以前から完全の寝たきりでしたが、その上脳梗塞を発症しました。まぁ、神様にお伺いしたいところです。
「母は何かそんなに悪い事をしましたか?」と…
先生の説明を聞いて、植物人間の言葉が浮かびました。寝たきりで一切動けない(自分で寝がえりさへ出来ない)・言葉を発する事が出来ない・口から食べる事が出来ない状態です。栄養は胃に穴を開けて管で流し込んでいます(胃ろうと言います)。
【施設から提案があった】
施設「今回お母様のお食事を、少しでも食べ物に近い形に出来ます。実際の食べ物を使用して液状物をつくり…云々」
筆者「それって、経口で出来るのですか?」
施設「いえ、胃の管からとって頂きます」
筆者「それなら、母は食べ物に近くなったと認識出来ないのではないですか?」
施設「…」
筆者「母になんのメリットがあるのでしょう?」
施設「…」
まぁ、すごくざっくり説明すると、今母が栄養を摂っているのは医療行為です。
しかし、それにすると父の弁当と同じで医療行為から離れて、実費精算になります。
施設側の利益が向上します。
母が胃ろうになって、良かった事をあえてあげると食費が無くなり施設代が安くなった事です。母の年金は基礎のみですので、追加で施設代の足らずを払っていましたが、必要なくなりました。食事部分が医療行為になった為上限を超えると、超えた分は実質払わなくて良いからです。
もちろん、母が経口で味がわかるならお受けしましたけどね。母に食事と言う楽しみが出来ますからね。
筆者「色々お考えがあると思いますが、その食事にする事により出費が増えるならお断りします。減るか現状維持ならやって下さい」
施設「…」
やっぱり、制度などをわかっていないと「お食事に近い形…」などのトークにのってしまいます。母に実感出来ないなら、こちら側の自己満足だけになり無意味です。
このブログもおかげで300記事以上書かせて頂いているので、知識の習得に役立つものもあるので、暇な時にでも昔の記事からお読みください。無知は罪です。
では、また明日です。
by Oshobu~