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2016年12月19日
こんにちは。
今日のテーマは「高齢者だけでなく、みんな気を付けたいスマホ詐欺!」でお送りします。今回ご紹介する事例は60代のご婦人の件ですが、いま高齢者だけでなく若い方もこの詐欺には引っ掛かっているので、家族全体で注意喚起をお願いします。
【犯行の流れ(一例)】
融資の勧誘の電話・メールが入ります。それで申し込みますと「融資は審査を通らなかったが、スマホを購入すれば高く買い取る」と連絡が入りました。
スマホ・タブレット7台を契約して、機器を全て送りましたが振り込まれたのは1万円だけだったと言う事案です。
※2016.12.14神戸新聞(消費者トラブルQ&A)を参考にさせて頂いてます。
※これ、法的に詐欺か難しいです。この1万円を振り込んできているところがミソで、高く買い取る金額は双方の感覚ですから騙したとは言えません。
問題なのは、このスマホやタブレットの名義は騙された人ですので、端末代・通信費・解約違約金は本人持ちです。携帯会社は第三者ですので、何もお願い出来ません。
【犯罪に利用される】
解約違約金を払うのがばからしいとほっておくと、その端末は犯罪に使われる可能性が高いので、話がよけいややこしくなります。その間の基本料・通信費はあなたが払わないといけません。とにかく早急に解約して警察に届けておきましょう。
あと、覚えておいてほしい基本として通信が出来る状態の携帯などを通信会社に無断で売買する事自体禁じられていますので、騙された本人が法を犯している状態にもなります。
うちの父なんかもそうですが、わたしが口座を管理しているので常にお小遣い不足を感じていますので、借りようと思うかもしれません。自分で判断出来ないところまで認知症が進んだら、スマホや携帯を持たせるかどうかも一考した方がいいかもしれません。
こんな手に引っ掛かるか?と思う手に引っ掛かるのが詐欺です!
では、今日はここまで。
by Oshobu~