2022.11.27
こんにちは。
「料金改定」「価格改定」なんてお上品な表現をよく目にしますが、ほとんどの場合要は値上げです!
2022年3月30日に「雇用保険法等の一部改正する法律案」が成立しております。
まだみなさんピン!と来ていないと思います。なぜなら、先行して事業主負担分のみが引き上げになっているからです。
でも、今月はしっかり給料明細を見ましょう!(笑)
細かく言うと、給料支給日ではなく「賃金締切日」の10月分からですから、少ないですが当月〆で当月給料日…
例えば、15日に〆て末日払いの従業員さんは、10月の支給分から変更されています。
でも一番多いタイプは、10月のどこかで〆て11月の25日か末日支給だと思います。
多くの方は週末の25日の支給分から変わっています。
スポンサーリンク
●雇用保険料労働者負担分
- 改定前 賃金×0.3%
- 改定後 賃金×0.5%
さて、ではなぜ雇用保険料が上がったのか?って、話なんですけど…
(*'ω'*) これも、憎きコロナのせい(影響)なんですよ!
実はコロナ前までは、雇用保険の制度って黒字も黒字、大黒字だったんですよ。
ですから、俗に言う失業保険だけでなく職業訓練など…他のバックUPも積極的に行われていました。
ですが、コロナ到来で業種によって濃淡の差は大きいですが、影響を強く受けた事業所の廃業・休業・事業縮小による失業者の増大(失業保険増)・また雇用を守る為の「雇用調整助成金」も支出がすごく増えています。
と言う事で、雇用保険の財政が圧迫されたので今回の、保険料値上げに繋がりました。
また、雇用調整助成金については一般会計からも繰り入れられているので、増税も必ずありますよ!
コロナ給付金も全員に配れ!配れ!と言う意見もありますが、必ず増税で帰って来ますので、わたしは本当に困っている方だけに配った方が良いと言う意見です。
(*'ω'*) でも、配られたら貰うよ(笑)。
なので、あの「名代富士そば」を運営するグループ会社の1つが雇用調整助成金を不正に受け取ったなんて言うのは、とんでもない事件なんです!
では、また次回です。by おしょぶ~
スポンサーリンク