介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

「毎月勤労統計」を巡る問題が、かなりの広がりを見せています!

2019.01.12

 

今日のテーマは… 「毎月勤労統計」を巡る問題が、かなりの広がりを見せています!で、お送りします。

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上記の記事は、1月9日にこの問題を速報的にお伝えしたものです。まだ、さして情報が上がって来ていませんでしたので、詳しくは調査中であると言う記事になっています。

 

そこから、ポロポロと情報が出て来まして、不正調査は「間違い・ミス」の類ではなく「故意」に行われていたようです。

 

と言うのも、1月11日に行われた根本厚生相の記者会見で、厚生労働省の「毎月勤労統計」担当部署には、本来の調査方法ではなく「不適切な抽出調査」で実施するように定めた「マニュアル」があった…と大臣は言っているんですね。

 

信じがたい話しですが、こうなると日本の「基本統計」の全てを疑わないといけない事態です。調査方法を何らかの理由で変更する事は有って良いのですが、その場合「総務省」への申請が必要です。もちろん、していません(苦笑)。

 

「失われた年金問題」と同じような匂いがして来ましたね。もともと厚生労働省周りには、不都合な事は誤魔化すと言う性質があるんじゃないでしょうか?

 

さて、当ブログの立ち位置では「雇用保険」と「労災」に関係する過小給付の問題が気になるのですが、対象者は延べで1000万人を超える模様です。追加支給が必要なのですが、既に住所不明が多数なのと、システムの改修に数か月の期間がかかります。

 

また、その費用は誰が払うんですか?不正調査した官僚が自腹で払うわけでもなく、結局税金ですよね。税金から給料を頂いている公務員が「わざと不正をして」、それに伴う費用を税金で払う…まるでタコが自分の足を食っている様な話です。

 

では、また明日です。by Oshobu~

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