介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

【介護日記】自分が認知症では?と気づいてから~「それすら解らなくなるまで」の間が一番残酷かな…TVドラマ 監察医 朝顔を観て

2021.03.25

 

読者様におかれては、日々の感染拡大防止生活ご苦労様です。

 

テレビドラマ「監察医 朝顔」の最終回を、遅ればせながら昨日観ました。

ドラマ自体すごく良かったのですが、ここはドラマレビューのブログではないので…(笑)

 

www.fujitv.co.jp

 

主人公の父が自分が認知症になっていて、今は軽度だがこれから「記憶が消えていく」と知ってしまってからが描かれています。

 

ファミリードラマのカテゴリーなので、本来よりはソフトに描かれており、介護家族としては「そんなもんじゃないよ」なんて野暮な事も言いたくなりましたが、グッと抑えてドラマを楽しみました(笑)。

 

父役は時任三郎さんです。

このブログを読んで頂く多くの読者様には、24時間男の印象ですよね^^ふふ。

 

渋い俳優さんになられていますね。

その父が、ものを忘れない様に「メモ」をどんどん書いているシーンがありました。

 

父を思い浮かべました。調べたら、1年ほど前に記事にしておりました。

www.xn--u8j9cuc3a1045az8akz4jtu1c6ej.com

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この記事の時も説明させて頂きましたが…

 

「父のプライベートなものですが、このブログでは読者様の参考になるだろうと思って、今まで介護の様子は赤裸々に書いて来ましたので、わたしの判断で出します」

 

 

父の日記(オリジナル写真)

 

8.29(木)

◯◯君依りTEL有り 内用(←誤字/内容)が良く分から無い

昨日TELが有った様だが?記憶無し?

明日が不安だ!!惚ける 恐ろしい

昨日まで普通だと思っていたが?…残念!!

洗濯機が呼んでいる!!仕事!!

 

※この◯◯君はわたしの事です。

 

ドラマに話を戻します。

 

主人公の結婚式の席上で、父(時任さん)がスピーチをします。

ざっくり言うと、記憶が確かな間に「結婚する娘と婿にお礼を言っておきたいのと、今がすごく幸せだと伝えたい」と言うような内容です。

 

そして、スピーチも終わり父が独り言を呟きます。

「今日の事は忘れたくないな」

 

みなさんも、わたしも忘れたくない思い出は沢山あります。

大事に胸にしまっておきたい…

 

自分が認知症になっていると判明してから~「それすら解らなくなるまで」の間が一番残酷でキツイと思います。

 

今の父は、自分の覚えている世界だけで生きていて、発言したい様に発言し・行動したい様に行動し、そこにわたしの「抑制」の言葉や行動が入ります。

 

それを受けて、感情のまま「受け入れる時」もあれば、反発して怒鳴り返したり・酷い時はハサミや包丁を振り回した過去もありました。

 

でも、もう…なんだろう?「不幸感」は伝わって来ないですね。

わたしの方が不幸感オーラが出てますわ(苦笑)。

 

まぁ、そんな事を感じたので記事にしてみました。

では、また次回です。by おしょぶ~

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