介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

父親の「マスクトレーニング」始めました。

 マスクのイメージ
Juraj Varga
によるPixabayからの画像

2021.01.18

 

読者様におかれては、日々の感染拡大防止生活ご苦労様です。

 

父親の「マスクトレーニング」始めました(苦笑)。

 

父に中々マスクの習慣がつかない…

と言うか、高度認知症なので出かける時には、必ず「マスクは?」から始まり…

 

  • コロナと言う年寄りが死にやすい病気が流行っている説明
  • なぜ、コロナにマスクが有効か?の説明

極端な言い方をすると、これを毎日1年やってる(げんなり)。

 

もうかなり天邪鬼になっているので、父が咳をした時に…

息子「咳が出るならマスクしてよ」

父「これはお茶でむせた咳で別物だ」

 

まぁ、言っても無駄ではあるが、むせた咳だろうが・ただの大声だろうが「飛沫」は同じと言う話を繰り返して来た。

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父は鼻炎なので、よく「くしゃみ」「咳」をするのでマスクを促すワケですが、どうやら自分はマスクを要求されるのに、息子がマスクをしていないのが腹が立つみたい。

 

わたしは普段、咳は出ないし・父と居る時はほぼ無言(父と居ない時の独り言の方が多いぐらいだ(笑))なのでマスクは家の中ではしない。

 

今朝父と話していて驚いたのだが、「コロナは小さな虫だからどうのこうの…」と言っていた。

 

先日ファミレスに一人で行った時も、離れた席にお年寄り3人が居て、大きな声でしゃべるから聞こえて来たのだが…

 

「80歳以上はワクチンを打ったとたん死ぬらしい」

「実は若い奴らが政府に言われて、ワザと年寄りにコロナを移している」

 

なんて、真面目な顔で語っていて驚いた。

 

お年寄りにも、ちゃんとした情報はもちろん届いているが「フィルターが違うのか?」、ちゃんとした情報が流れて行き、ウソ・陰謀論だけが頭に残っている人が多い。

 

思えば、父も施設で多くの高齢者と一日世間話をして帰って来るワケで、そのほとんどは「認知症の症状」で消えるが、繰り返し・繰り返し・繰り返し言われる情報は、少しずつ頭に根付く。

 

息子が発信する、「100%とは言えないが間違いが少ない情報の数」と、世間話をする高齢者仲間の情報では、情報量が後者の方が多いのでは?

 

さて話は戻りますが、近々の兵庫県は「家庭内感染」が6割を超えています。

 

※参考記事↓

www.kobe-np.co.jp

 

息子➡父の感染だけでなく・父➡息子も十分あり得るワケで、もう自分の感情は置いておいて「父と同部屋に居る時はわたしもマスクを着ける」に変更して、改めて父親の「マスクトレーニング」始めました。

 

では、また次回です。by おしょぶ~

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