2020.10.04
読者様におかれては、日々の感染拡大防止生活ご苦労様です。
ちょっとコロナの話題から離れます。
今回のテーマは「神戸市立東須磨小学校における教師間いじめ・暴言・暴行事案」のその後です。
早いですね、もう1年が経ったそうです。
筆者は非常によく覚えていますが、「あれ?どんな事案だったっけ…」と言う方の為に…
【教員間暴行・暴言問題】 2019年秋、神戸市立東須磨小学校の教員4人が、男性教諭らに激辛カレーを食べさせるなどの暴行や暴言を繰り返していたことが発覚。神戸市は条例を改正し、同市教育委員会は同年10月、4人を分限休職処分にして給与を差し止めた。外部調査委員会は20年2月、報告書を発表し125項目の加害行為を認定した。市教委は2人を免職、2人を停職などの懲戒処分にした。兵庫県警は3月、暴行と強要の疑いで4人を書類送検し、神戸地検は起訴猶予処分とした。
引用元
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202010/0013753378.shtml
引用内に出て来る「分限休職処分」とは職員に職を保有させたまま一定期間職務に従事させない処分の事です。
記事タイトルを「事件」ではなく「事案」としたのは、文字通り事件にならなかったからです。
おそらくですが、「社会的制裁を十分受けている」とかが理由でしょうが、社会的制裁は当然の事ですし、当時職員室では加害者教師が被害者教師を「からかう」「ののしる」言葉が飛び交い・殴る蹴るなどの暴行があった事も調査委員会が認定をしています。
筆者は今でも「刑事事件」にするべきだったと言う立場です。
スポンサーリンク
さて、東須磨小学校の今についてですが、あくまで「神戸新聞」が取材をしての捉え方ですが…
(*'ω'*) そんなところからか…とため息が出ましたが
- すりガラスで外部から見えなかった職員室をガラス張りにして、外から目が届く様にした
- 教員同士の「あだ名」「呼び捨て」を禁止した
人の見ていないところではちゃんと出来ない・あだ名や呼び捨てが上下関係やおかしな距離感をつくる…
(*'ω'*) 生徒と教師…どっちが小学生か分からない。
苦笑しかないですが、この方針に反対ではないです。そう決めないと出来ないのなら仕方ないです。
ただ、悪い事ばかりではなく小学校を取り巻く地域で、「学校だけでなく、保護者・地域の人で子供達を育てる」と言う雰囲気が盛り上がっているそうです。
少子高齢化問題を出すまでもなく、この考え方は今後日本社会に必要でしょう。
そして、刑事罰ではなく教育委員会の処分を受けた加害者教師達ですが…
この事案では7人が「懲戒処分」を受けています。
加害者教師4人は当然として、管理監督責任が問われ「当時の校長」「前校長」「前々校長」もそれぞれ懲戒処分になっています。
(*'ω'*) しかし3代前の校長までに及ぶと言う事は、かなりの長い期間職員室の人間関係と言うか雰囲気と言うかは「そんな感じ」だったのでしょう。
加害者教師の4人を除いても、他に教師が23名居るんですよ!
おしょぶ~は会社員時代も、けっこうズケズケ言う方でしたので、この黙っていた23人の気持ちは理解出来ないです。
加害者教師は2名が「クビ」で、残り2名は在籍していますが「子供・保護者」とは接触しない市教委職員として働いているそうです。
この2名・2名の処分が分かれた理由は何だったのでしょう?ちょっと「もや」としますね。
まぁでも、もうここまで来たわけで大事なのはこれからですね。
被害者教師は新天地でスタートを切れた様ですし、もう一方の被害者「子供達」にとって良い教育現場になる事を願います。
では、また次回です。by おしょぶ~
スポンサーリンク