介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

【球磨川氾濫】大雨がある事は事前にわかるだけに…被害の大きさが残念です。

2020.07.05

 

読者様におかれては、感染拡大防止生活ご苦労様です。

大変な事になってしまいました。

 

神戸新聞(2020.07.05)

神戸新聞(2020.07.05)

わたしは毎朝、Twitterであいさつを呟かせて頂いていますが、今日は冗談の一つも書く気になれませんでした。

 

直ぐの下記の記事を思い出しました。

 

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実はまだ「被害の全体像」はわかっていません。情報も錯綜している状態です。

ただ、球磨川支流近くの特養「千寿園」で、14人が心配停止で見つかった事は間違いない様です…

 

もちろん、介護現場の方も自治体職員(警察・消防)も出来る限りの事はしてくれたと思います。

 

それに、いつもの様に自衛隊の方々に加え、ボート川下り「ランディング」の関係者がボランティアで救助活動に参加してくれている報もあります。

 

それは十分解ったうえで、火事や地震と違い「事前に大雨が予測」出来るだけに、この被害の大きさが残念です。

 

要因をあげるとすれば「想定外」この一言なのでしょうが…

 

神戸新聞(2020.07.05)

神戸新聞(2020.07.05)

気象庁は、大雨を予測して10数時間前に「命を守る行動」を発信しています。

また、大雨・洪水警戒5段階区分で自治体は防災に動いています。

 

ただ、温暖化が関係あるのか?分かりませんが、今までの経験則による想定では役に立たない時代が来ている様です。

 

  • 気象庁の予測の2.5倍の雨量
  • ものの7時間ほどで警戒レベル5に突入

球磨川は過去にも氾濫しており、反乱の可能性はみんな考えていたと思いますが…

 

「こんなに早く!?」

 

と言うのが、関係者の本音でしょう。

 

介護現場では、自力で動ける入所者は少なく…避難前に水が来てしまえば、率直に言って「もう詰み」なんですね。

 

誰が悪いと言うワケではないですが、結果責任として防災計画をあずかる自治体と国は、現状にそって大きく考え直さないとイケない時に来ていると思います。

 

ここ数年、九州・西日本の水害が酷すぎる気がします。

末筆になりましたが、被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 

では、また次回です。by おしょぶ~

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