2020.04.03
読者様におかれては、日々の感染拡大防止生活ご苦労様です。
記事タイトルは、ちょっとアメリカの数字を引っ張り出して書かせて頂きましたが、アメリカに限った内容ではありません。日本を含め各国です。
中々、年齢を問わず「行動の変容」のお願いが届かない層がいます。
- そもそもの情報不足
- 自信過剰
- 他人事
- 反発
- 信仰
まだあるでしょうが、筆者が報道で知ったものを並べました。
法的根拠のある強制にせよ、ただの要請にせよ「国民の行動の変容」への働きかけをしていない国は無い状態だと思います。
【情報不足】
報道で驚いたのは、そもそも「自粛要請があった事を知らない」と言う層が、ソコソコいる事です。この嫌でも情報が流れてくる世界で、なぜ?と思うのですが実際にいるのです。広報を工夫しろ!と識者は言っていますが…
【自信過剰と他人事】
神戸市では、志村けんさんが亡くなられてから相談が倍増しているそうです。恐らく、他の自治体でも似た傾向にあるところは多いでしょう。
志村さんのパーソナリティは、幅広い年齢層に支持されていたと思います。若年層の俺はかからないだろうと言う根拠のない自信・どこか他人事に捉えていた人たち…
面識はなくても、親近感がある志村さんの死で「自分事」と捉える方が増えたのだと思います。それでも、まだ他人事の方にはもう一度考えて頂きたいです。
【反発・信仰】
政府にあっち行くな!集まるな!学校休め、いや今日から行け!…なんて事を言われたくない人達ですね。実際アメリカでは、敢えて集まり・騒ぐ若者がけっこう居る様です。
また、助けてくれるのは政府ではなく神だと…多くの方が教会に集まっています。当然、牧師や神父は受け入れるので教会内で多くの人が近距離で一定の時間過ごす事が、毎日繰り返されています。
※信仰を批判する意図で書いたものではありません。
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ここで、記事タイトルにした数字に触れたいと思います。
アメリカのコロナウイルス感染症の初の死者報道は3月1日です(死亡自体は2月29日)。
で、約1か月後の4月2日4時16分のNHK報道(上に貼った記事です)では…
【感染者】
- アメリカ 20万3608人
- イタリア 11万574人
- スペイン 10万2136人
- 中国 8万1554人
- ドイツ 6万7366人
- フランス 5万6989人
- イラン 4万7593人
【死者】
- イタリア 1万3155人
- スペイン 9053人
- アメリカ 4476人
- フランス 4032人
- 中国 3312人
- イラン 3036人
※この報道の数字は、4月2日途中経過でしたので最終的に4月2日終了時のアメリカの死者は4700人を超えました。
※因みに4月2日12時時点の日本国↓
4月2日12時
— 河野太郎 (@konotarogomame) April 2, 2020
国内感染者2381
退院505
入院中1816
軽中度・無症状941
人工呼吸/ICU 62
確認中418
待機中9
症状有無確認中386
死亡60
クルーズ船 4月1日18時
陽性712
帰国40
退院619
入院42
死亡11
現状はかなり「耐えている数字」ですね。日本人の清潔好き(よく手を洗うなど)・習慣(挨拶がお辞儀・靴をぬぐなど)などが功を奏している…なんて言われています。
※ただ、この数字は潜伏期間や情報が届くタイムロスを考えると、概ね2週間前の感染者が表に出て来た数字と言われています。ですので、リアルタイムの現状は誰にも分かりません。
防波堤が決壊した時の洪水の様に、「耐えている状態」が決壊したら、そこから国民が団結しても、もう遅いのです。
どうか、出来うる限りギリギリまで①密閉した換気の悪い空間で、②多数の人が集まり③近い距離での会話・発言がされる場所を避ける生活をお願いします。
では、また次回です。by おしょぶ~
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