介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

あのips山中教授が個人として発信を始めました!気になる内容をお伝えします。

 薬のイメージ
Steve Buissinne
によるPixabayからの画像

2020.04.02

 

まず、大前提として山中さんは「感染症」の専門家ではありません。これはご本人も強調しておられますが、それでもなお批判を覚悟で発信するとして、個人としてサイトを立ち上げました。

 

www.covid19-yamanaka.com

 

山中さんは、日本は始めの方は世界と比べても、新型コロナウイルス感染症対策はよいスタートを切った国で、それが今各国に比べて「マシ」な状態をつくっていると言っています。

 

ただ、現在は世界と比べてかなり遅れて来ており、このままでは医療崩壊どころか社会混乱を招く恐れがあると非常に心配されています。

 

背景には、世界で活躍する山中さんですから、リアルタイムで現地の人(医療関係者と思われる)から欧米の情報が入って来ているからです。

 

その情報を基に、もう専門家ではない…などと言っている場合じゃないと判断して、サイトを立ち上げました。

 

先生が言うには、今の欧州はかなり悲惨で、その欧州と同じウイルスに襲われているのに日本だけが、今の被害規模で収まるハズがない…こう言っています。

 

それを踏まえ、山中先生の提言をお読み下さい。

 

「今すぐ強力な対策を開始する」

これは、わたしの読み取りも入りますが、休校の継続やロックダウンを指すと思っています。出来れば、各国の様に食・医療以外の活動停止まで入るかも?知れません。

※要は精度の高い時間稼ぎとわたしは捉えました。

 

「感染者の症状に応じた受け入れ体制の整備」

これは、すでに兵庫では深刻なんです。 

www.xn--u8j9cuc3a1045az8akz4jtu1c6ej.com

兵庫はすでにベッドはパンパンなんですが、その中に軽症者が多くいる様です。

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要は今「無症状者」と「軽症者」を専門に入所させる場所が無いんですね。

ですから、山中先生はホテルや企業の研修施設などを活用を提案しています。

 

そう言えば、はてなブログ仲間のひささん(id:kzlife)が、オリンピック選手村の有効利用に触れていましたが、なかなか良いアイデアだと思います。

 

重症者をスムーズに収容・治療出来る体制は大事ですね。

 

「徹底的な検査」

PCR検査の事ですが、これをやるとなると大きな方向転換となります。無症状キャリア者・軽症者で医療現場をいっぱいにしない為に、PCR検査の抑制が行われています。

 

この提言が、今までの専門家会議の方針を覆す事になるので、山中先生の言う「専門家でもないのに…と言う批判を恐れず」の大きな部分です。

 

ただ、これ山中先生は前提条件を付けていまして、②がちゃんと行われてから検査の徹底と仰っています。

 

「国民への協力要請」と「適切な補償」

うん。ここは多くの国民が思っているでしょう。

分かりやすいところで言うと…

  • 呑みに行くな!は良いけど飲み屋で働く人の生活はどうするの?
  • 休校を長期化するのは良いけど、誰が子供をみるの?

まぁ、もっともつと多岐に渡ってあるでしょうが、要請だけでは長期間の闘いは国民には無理と言う事です。

 

もう、長期戦になるのは誰もが感じているでしょう。オリンピックにも間に合う保証はありません。

 

「ワクチンと治療薬の開発に集中投資」

これは本当に、庶民ではお手伝い出来ないから、携わる専門の方と政府の財政的バックアップをお願いしたいですね。

 

薬・ワクチンが出来て、いつの日か今の「インフルエンザ」ぐらいに世間が許容できれば、人間活動も経済も止まらなくなるでしょう。

 

これは冒頭に書きましたが、専門家会議の意見でもないし・政府の考えでもありません。あくまで、個人「山中さん」の提言です。

ただこの問題は、国民全員が当事者ですから専門でないとは言え、見識のある方の発信は参考に値すると思います。

 

では、また次回です。by おしょぶ~

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