介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

昨晩、親父にわんわん泣かれて参った話…

2019.12.21

 

今回のテーマは「昨晩、親父にわんわん泣かれて参った話…」でお送りします。

いやいや…参りました。

 

昨晩、父に夕食を食べさせて、これで通常なら父に対するフォローは終わりの流れです。後は、夜中出て行かないか?とかいろいろありますが、最近は落ち着いていました。

 

父は昔の言葉で言うと「まだらボケ」です。

つまり、特異な行動・発言が出る時もあれば、わりとマトモナ時もあります。

 

わたしが介護退職してからは、情緒が非常に落ち着きほとんど問題行動・発言が無くなっていました。

 

先日、通院で主治医にその事を質問すると…

「うん。同じ部屋に居なくても、同じ屋根の下に身内が居ると言う『人の気配』で、情緒が落ち着く事があります」

と言われました。

 

これを聞いて、ちょっと無理をしたし・生活も苦しいけど、介護退職を選んで良かったな…なんて思った矢先…

 

昨夜、夕食後しばらくして、俺の前に現れた父は…

「お母さんは…?」

(*'ω'*) へ?自分いま真ん中の部屋を通って来たやろ…何があった?

 

父は振り返り、母の祭壇を見て…

「え!死んだんか?」

(*'ω'*) …ああ…親父が喪主で葬式も終わったし、写真見るか?

 

「そんなん、わし全然知らん!」

ここから、わんわん泣き出して…こうなると、もう止まらないです。

疲れて泣き止むまで見ておくしかない…

 

 

何だろうな…人の記憶って

では、また次回です。by おしょぶ~

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