介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

見知った街並み・挨拶するだけの顔見知りの存在…それだけでも高齢者には心地よい

2019.12.14

 

新聞に、購読者が投稿するコーナーがありますよね。たまに読ませて頂くのですが、最近の新聞離れもあって投稿者は中高年ばかりです。

 

これも、高齢化でしょうか。今日、ちょっとなるほどな~と思った投稿がありましたのでご紹介させて頂きます。

 

主人公はある高齢の女性で、投稿者はその方の知人です。

今日のテーマは「見知った街並み・挨拶するだけの顔見知りの存在…それだけでも高齢者には心地よい」でお送りします。

 

スマホの方は読みにくいかも知れませんが、ぜひ拡大して読んで頂きたいです。

 

神戸新聞(2019.12.14)

神戸新聞(2019.12.14)


お若い頃のお二人は、投稿者の方がバイクに乗って、その女性に家に遊びに行き「話し込む」なんて関係だったらしいです。

 

月日がながれ、その女性はご主人もお子さんも亡くされ、現在は入院中の身です。その女性が退院後は「老人介護施設」に入所する事が決まった…と言うのが今回の投稿の内容です。

 

文面から、「その女性の認知には大きな問題が無い事」「施設への入居は本人の意思で有る事」などが読み取れます。

 

わたしが「なるほどな~」と思ったのは、離れた故郷に帰る選択はあるものの、「いま一人で住む街の老人ホーム」を選んだ理由ですね…

 

  • 近隣に知り合いが居る
  • 見慣れた街並み
  • 見慣れた景色

 この3つがあるから、「不自由でも自分の足で歩ける間に決めた」とされています。

 

うん。よく解りますよね^^

ご主人・お子さんを亡くされ、辛い思い出も多いでしょうが「見知った街並み・挨拶するだけの顔見知りの存在」…それだけでも高齢者には心地よいんですよね。

 

筆者も歳を取ったのか、なんかよく解ります。

では、また次回です。by おしょぶ~

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