介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

【厚生年金】中小企業のパートへ拡大検討!(政府)

2019.09.06

 

今回のテーマは「【厚生年金】中小企業のパートへ拡大検討!(政府)」でお送りします。

うん、筆者は基本的に賛成なんだけど…みなさんはどうだろう?

 

神戸新聞(2019.09.06)

神戸新聞(2019.09.06)

地方新聞ではあるが、この話題が1面トップを飾った。

現在、企業規模・(正規・非正規)に関係なく「フルタイム」働く方は、厚生年金の加入対象になっています。

 

では、パートは?と言うと、従業員501人以上の企業で週20時間以上働き、賃金が月8万8000円以上の方となっています。

 

いま、話し合われているのは、時間数・賃金には手を付けず、「企業規模」のみ見直す案です。

 

この501人以上と言うのを、全廃すれば厚生年金対象者は125万人増えるそうです。仮に50人以上とした場合でも、60万人です。

 

制度を支える人が、これだけ増えるわけですから、筆者は歓迎と言う意見なわけですが、ものの見方は一方向だけではありません。

 

まず、中小企業からみれば掛け金は「労使折半」ですから、間接的人件費が激増してしまいます。雇う人数を減らすと言う選択をする企業も出るでしょう。

 

また、いま経済状態が厳しくて「パート」をしている方は、「将来のお金より、今の手取りが下がる」事を嫌う人も出るかも知れません。

 

ただ、中小企業に人が集まらない理由に、「保険関係が整っていない」と言うのがあるのも事実です。

 

さて、みなさんはどうお考えでしょうか?議論を見守りたいと思います。

では、また次回です。by おしょぶ~

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