介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

寝ても疲れが取れないと言うあなた!それ、いびきが原因かも知れません。

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2018.03.11

※この記事は、神戸新聞(2018.03.10)に東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長が、「いびき」について寄稿されておらた記事を参考に書いています。

 

 

先日、会社の人間とたわいもない話をしていると、ポツリ「最近、寝ても寝ても疲れが取れないんだよな~」って…まぁその後、「それは、もう歳だから…苦笑」みたいな感じで話が終わったのですが、先日(2018.03.10)に東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長が、「いびき」について寄稿されておられました。

 

寝ても寝ても疲れがとれない人のための スッキリした朝に変わる睡眠の本

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今日のテーマは「寝ても疲れが取れないと言うあなた!それ、いびきが原因かも知れません」でお送りします。

 

 

◆いびきは熟睡出来ていない証拠

ドラマなどでも、誰かがいびきをかいているシーンを熟睡していると表現される事が多いのですが、実は逆でいびきが睡眠の質を下げ、慢性疲労引き起こす事があります。

いつも疲れが抜けず、昼間ウトウト…なんて方は「いびき」を一度疑ってみて下さい。

 

ご存じの方も多いとは思いますが、いびきは舌の根元・喉の筋肉が下がって気道を圧迫する事でおきます。気道が狭くなると、通常呼吸時より多くのエネルギーが必要になります。

 

また、脳の低酸素状態をカバーするため、自律神経が活発に働いて、心拍と血圧を調整します。もう、お分かりですね。

 

つまり、いびきをかくとは、睡眠中に運動しているような状態で疲労回復どころではなくなると言うわけです^^;

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◆女性の隠れいびき

以外かも知れませんが、女性のいびき…要注意です。

女性は更年期に入ると、女性ホルモンの分泌が減り、咽頭部の筋肉が緩みやすくなるため、いびきのリスクが高まります。

 

女性は男性より肺活量が少ないため、いびきの音が大きくはないのですが、その分男性より脳への酸素不足が深刻です。ただの寝息に聞こえる音が、実はいびきで脳が激しい低酸素状態に…と言う事があります。隠れいびき、怖いですね。

◆電車やタクシーですぐに眠くなりませんか

もし、あなたが電車・タクシーなどに乗るとすぐに眠くなったり、起きてから4時間程度で睡魔に襲われる…なんて状態なら「隠れいびき」で睡眠の質が落ちている可能性があります。

 

そんな方は、ぜひ一度専門医の門を叩いてください。健康保険適用で「いびきの量」「睡眠の質」「無呼吸状態の有無」を、簡易型終夜睡眠ポリグラフ検査で、調べる事ができます。

 

※梶本先生曰く、先生のクリニックでは横向きで寝るだけで、いびきの量が半減する方が80%いるそうです。横向きに寝やすい枕の検討も良いかも知れません。

 

 

では、また明日です。 by Oshobu~

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