2018.02.21
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上記は1年8か月ぐらい前に書いた記事です。もうそんなに経ったのか^^:
さて、読者様の入れ替わりもありますし、最近介護を始めた&介護の心構えをしておきたいなどニーズもあるでしょう。…ちょっと「床ずれ」を復習したいと思います。
今日のテーマは「床ずれを甘く見ないでくださいね…進行すると細胞が壊死します」でお送りします。
まず施設・病院・訪問ヘルパーさんなどでは、「褥瘡」と言う言葉で表現されます。
これ「じょくそう」と読みまして、床ずれの事です。
上記の過去記事で、母の介護をする父とわたしに床ずれの知識が無かったため、背中に大きな穴が開いてしまい、骨まで見える…><
経験のない方は、大げさに思うかもしれませんが、本当に骨が見えるまで穴が開きますし、その後感染症で命を落とすこともあります。
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※床ずれ悪化の流れ
潰瘍まで進む→白くなる→黒くなる→皮膚が壊死→皮膚が脱落(穴が開く)→脂肪層露出→骨が露出
原因ですが、寝たきりなどの被介護者は寝返りが出来ませんので、長時間マット・布団などで皮膚が圧迫され、血行が滞り炎症を起こすのが始まりです。
※介護時に気をつける点
- 寝ている時・車いすに座っている時、同じ姿勢を続けさせない(理想は2時間に一回体制を変える)
- 身体の尖っている部分は特に注意(仙骨部など)
- シーツの「よれ」や「しわ」に注意
- 腰回りより下が出来やすく、尿・便の影響で感染症にもかかりやすいので、常に衛生管理
- 栄養をしっかり摂る(皮膚の回復を助けます)
上に貼ってある記事と合わせて読んで頂ければ、床ずれの事はほぼ理解できると思います。甘く見ないでしっかり頭に入れておいて下さい。
自宅介護で、経済的に恵まれている方は、自動で体制を変えてくれる「ロボットマットレス」などを導入すると、介護負担が軽減されるでしょう。
では、また明日です。by Oshobu~
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