介護の道も一歩から 

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老人ホーム転落死事件本日初公判、元職員無罪を主張!

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2018.01.23

 

今日のテーマは「老人ホーム転落死事件本日初公判、元職員無罪を主張!」で、お送りします。さて、この事件はみなさんの記憶にも新しいと思いますが、一応復習です。

 

「川崎老人ホーム連続殺人事件」

2014年11月~12月にかけ、神奈川県川崎市の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で発生した事件で、2016年2月に施設元職員の男性(逮捕当時23歳)が逮捕された、連続殺人事件です。

 

まず、どう言う事実があったか確認しておきましょう。

 

  1. 2014年11月4日 、要介護3の入居者(87歳・男性)が敷地の裏庭で転落死しているのが見つかっています。
  2. 2014年12月9日 、要介護2の入居者(86歳・女性)が敷地の裏庭で転落死しているのが見つかっています。
  3. 2014年12月31日 、要介護3の入居者(96歳・女性)が敷地の裏庭で転落死しているのが見つかっています。

不自然極まりないですね。この被告が犯人かどうかはまだ決めれませんが、この短期間に3人がほぼ同じ場所に転落死…誰かの何らかの意思と行動があったのは間違いないでしょう。

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この被告がどんな人か?

元職員は2015年5月に同老人ホームで繰り返し窃盗を行った容疑で逮捕され、懲役2年6カ月・執行猶予4年の判決を受けています。殺人についてはわかりませんが、こう言う人です。

 

またこの事件が発覚した時に、新聞社の取材を受けて彼は「家族が亡くなったのがきっかけで、お見送りをやりたいと思い、介護業界を選んだ。やりがいは感謝の言葉をかけてもらえること」と言って事件への関与を否定しました。

 

こんな、立派な考えの人間が、老人ホームから繰り返し窃盗…理解に苦しみます。人間、出来心はあるでしょうが「繰り返し」は出来心でやらないと考えます。

 

 

その後、2016年2月に逮捕(この時は犯行を自供しています)され、本日(2018年1月23日)初公判を迎えました。

 

今井被告は「いずれも何もやっていません」と起訴内容を否認しています。弁護側は「事件性、犯人性ともに争う」と述べ、無罪を主張しました。

 

今後公判は20回以上開かれる予定ですし、下級審で終わるとは思えないので、判決が確定するのはかなり先のような気がします。このブログでは、ずっと追いかけて行きたいと思います。

 

ひとつ付け加えたいのですが、この問題の老人ホームはこの事件とは別に、2015年12月に別の元職員3人が入居者に暴行を加えたとして暴行容疑で書類送検され、後に1人が在宅起訴・残る2人が不起訴(理由は不明)となっているのですが…いったいどんな老人ホームなんでしょうか?

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では、また明日です。

by Oshobu~