介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

「ポックリ死にたい」なら、すぐ終活を始めましょう!

2017.10.30

 

今日のテーマは「ポックリ死にたいなら、すぐ終活を始めましょう!」でお送りします。高齢の読者様の中には「終活」に興味がある方も多いと思います。

この記事では、以前神戸で開かれた「いきいき!はつらつ!終活」と言うセミナーを参考に記事を書いて行きます。

 

講師は終活のプロと呼ばれている、第一生命経済研究所の主任研究員、小谷みどりさんです。小谷さんは「死生学」が専門で「ひとり終活」(小学館新書)などの著書がある方です。

◆「いきいき!はつらつ!終活」セミナー

●ポックリ死にたい

冒頭で小谷さんがこう言いました!

「ポックリ死にたい、と言う人が多いのが日本人の特徴。ただ、いつ逝くかわからないのがポックリで、すぐ終活を始めていただきたい」…

 

まぁ、そうですよね。いつ死ぬか分からないからポックリだと(*‘ω‘ *)

終活の目標は、残された家族になるべく煩わしい事を残さない事だから、ある程度の年齢になれば始めないとね。(まぁ、それが何歳かは難しいけどね^^;)

 

●まず掃除

もし今晩ポックリ死んだら、家の中にどれだけゴミがあるか?

う~ん汗、考えただけで恐ろしい…

核家族化が進んだとは言え、亡くなればほとんどが不用品だからね。「形見分け」なんてのも流行らないしね。残された家族が片づけるだけでも費用がかかりますから、まず終活は掃除からと腹を決めてください!

◆遺影を撮りに行こう

遺影を早めに撮ると長生き出来ると言う、都市伝説(笑)もあるくらいですから、亡くなった時家族が慌てない様に、元気なうちに笑顔の良い顔の遺影を撮っておきましょう。ちょっと、オシャレに決めて撮るのがいいでしょう。

●訃報を伝えるリスト

これね、細かい事ですが亡くなった本人は拘ったかも?と言う内容ですが、家族はアドレス帳を見ても故人の人間関係の濃淡はわかりません。

「人間関係の濃淡」これ、いま自分で書いて上手く書けたなと思いました^^

 

①亡くなってすぐか、なんなら危篤でも知らせる

②葬儀の日取りが決まれば知らせる

③火葬か49日が終わったら知らせる

④喪中はがきで知らせる

 これについては元気なうちにリスト化して、家族に渡しておきましょう。

◆遺言状と終末ケアの決め事

これね、決めといた方が良い^^

筆者の例で行くと、母がもうダメかもって時に胃ろうをして存命を目指すか、自然に死ぬのを待つか…医者に迫られた^^;マジよ。

で、俺は延命に意味がないと思って自然に死を待つ方を選んだら、ヘルパーさんやケアマネージャーさんの猛反対にあって今に至る。

 

考え方は人それぞれだから、本人の意思を聞いておけば解決が早いもんね。

まぁ財産については、俺は関係のあるレベルの層の人間でないけど、キッチリしてる方が気持ち良いよね^^

 

では、また明日です。

by Oshobu~

◆小谷みどりさんの本

 

ひとり終活: 不安が消える万全の備え (小学館新書)

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こんな風に逝きたい―ホスピスからお墓まで

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変わるお葬式、消えるお墓 新版 (高齢社会の手引き)

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