介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

相模原事件から「障害者の環境悪化」68%共同通信調査

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2017.08.08

 

今日のテーマは「相模原事件から「障害者の環境悪化」68%共同通信調査」でお送りします。

ご承知の通り、相模原事件から1年経っているわけですが、それを機に共同通信が全国の知的障害者の家族を対象にアンケートを実施しました。

 

筆者はこの結果意外でしたね。あの事件はとんでもない事件ですが、少ない良い事を探すなら、報道や書籍により障害者の実態が情報として多く扱われたので、障害者への理解が広まったと思っていたのです。

 

ところが、回答した304家族のうち「事件後、障害者を取り巻く環境悪化を感じた経験がある」とした家族が68%にのぼりました。

※環境が悪化したと感じた具体的な経験

  • インターネットなど匿名の世界での中傷   31%
  • 利用している、施設・職員への不安     28%
  • 被告の措置入院歴から精神障碍者への偏見  23%
  • 差別をおそれ障害の事を口にしずらくなった   4%
  • 本人や家族が直接、差別的言動を受けた     2%

う~ん、やっぱり加害者が措置入院ありって言うのは、偏見を生む要因にはなってしまうのかな~とは思いますね。特にインターネットの匿名の世界は、いろんな人がストレートに表現して来ますからね。

 

自分もインターネット上に文章を書く人間として、誤解を生む表現には気をつけて行こうと思いました。

では、また明日です。

by Oshobu~