2017.03.13
今回のテーマは「嗜好品外来、チョコレートの効用についてのまとめ(戸田中央総合病院、椎名一紀医師の寄稿参考)」でお送りします。
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上記の記事で、嗜好品外来についてお伝えしましたが多くの方に読んで頂きました。
その中で次回は実際の嗜好品の効果について、お伝えするとお約束していた続編記事となります。
■嗜好品外来のおさらい
嗜好品外来は埼玉県の戸田中央総合病院で、新しい考え方の元2015年10月15日に開設された外来です。わかりやすいポスターを見つけました^^
戸田中央総合病院HPより
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■どの様な治療か?
戸田中央総合病院のホームページと、椎名先生の記事を読んで感じたのは治療と言うより予防医学と言う位置づけですね。もちろん改善する事もあるので治療とも言えますが。
実際には事前に予約をとって、血液や心電図、レントゲン、血管機能調査などを行ない患者さんの現状を把握します。その上で生活習慣病のリスクがどの程度あるか?それを防ぐにはどの嗜好品を摂ると良いかを指導してくれます。
その後3ヵ月~半年毎に経過を観察、効果の出具合により嗜好品の取り方の変更などもありえると言う事です。
■戸田総合病院、椎名一紀医師
今回、3月11日の神戸新聞の病気予防と言うコーナー記事に、戸田中央総合病院、椎名一紀先生のチョコレートの効用についてのまとめが載っていましたので参考にさせて頂きます。
戸田中央総合病院HPより
で、この先生の話によるとチョコレートに含まれているポリフェノールが、心臓病予防に効果があると考えられているとの事です。
■カカオポリフェノール
ポリフェノールは植物の渋みや苦みの成分で、抗酸化作用があるとされています。
その中でカカオ豆由来のポリフェノールを含むのがチョコレートです。
チョコレートの中でも特にビターチョコレート(ダークチョコレートとも言う)で、100㌘辺り3,000㎎も含まれていて、ほぼ同量の赤ワインの10倍程度です。
うん。ポリフェノールと言えば赤ワインって思ってましたが、チョコレートすごいですね。
■ビターチョコレート(ダークチョコレート)
実はチョコレートって色々あります。
日本チョコレート・ココア協会の説明では、「ミルク(乳製品)が入らない、カカオマスが40~60%のチョコレートのことをいいます」となっています。
ブラックチョコレートと言う呼び方をされる事もあるようです。
まぁ、けっこう苦みの強いチョコレートってことですね^^
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■期待できる効果
※分かって頂いていると思いますが、健康効果は個人差がありますので、その辺り含めて読んで下さいね。
これらの効果から、ビターチョコレート(ダークチョコレート)には心臓病予防効果があると考えられています。
■適切な分量
椎名先生は一日25㌘と言っていますね。
う~ん(汗)チョコレート好きには少ない分量で、我慢がいるようですね。
まぁ、何でも摂り過ぎは駄目だもんね^^;
心臓病なんかが心配な方で、行くのが可能な方は戸田中央総合病院に電話ですね。
後の方は、主治医に相談しながらちょっと試して、3~6カ月毎に血液検査するのも良いかもしれませんね。
くれぐれも、食べ過ぎは駄目ですよ!(笑)
では、また明日です。
by Oshobu~