2017.02.28
こんにちは。
今日のテーマは「健康寿命を延ばす!やはり歩くが重要」でお送りします。
※今回は2月18日の神戸新聞に、聖マリアンナ医科大学病院(川崎市)腎臓・高血圧内科の柴垣有吾教授が健康寿命についてのインタビューに答えていたので、その記事を参考に進めてまいります。
【柴垣有吾さん】
聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科にて教授を務める。専門の腎臓領域のみならず、超高齢化社会を迎える日本において、患者のQOL・ADLを維持、増進させるための医療を目指し、高齢者の身体機能・認知機能を保つための治療、研究に力を注ぐ。また、専門分野だけでなく総合的な医療を提供できるプライマリ・ケア医を育成すべく、学生や研修医への教育にも尽力している。
有名な先生で本も出しておられます。引用のなかでQOL・ADLてさらっと書いていますが、分かりませんよね?^^;
QOLは人生の質・社会生活の質みたいな事を指します。またADLとは、日常生活動作の事で食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動の事です。
●健康寿命を延ばす
カッコつけて難しく書いても、伝わらないと何の意味もないのでざっくり書きますね。
いま寿命で問題になっているのが、「生きている」と言う寿命と「一定の質を保った生活が出来ている」と言う寿命との差が、男女とも10年あるのです。
つまり人生の終わり10年部分は、多くの方が不健康であると言えます。
うちの母が当てはまります。70代中ごろからだんだん不自由になり今は寝たきりの上、食事も口から出来ず、管で栄養を送っています。まぁ、わたしは息子なので母の事限定で言いますね!この「生」に何か意味はあるのか?と言う事です。
あるか?ないか?は神でないと分からないのかもしれませんが、歯がゆく思います。
健康寿命を延ばす事は本当に重要な事ですね。
●人間の尊厳
柴垣先生はこう言っています。
特に、食事や排せつなどの日常生活動作(ADL)を他人に頼らなければならなくなると、人の尊厳は傷つく。こうした事態を防ぐには、頭と体の機能維持が重要でそれには歩く事・外出して刺激を受ける事だそうです。社会との交流を失わないための身体機能維持ですね。
例えばの目安ですが、信号が青に変わって点灯している時間内で横断歩道を渡り切れる身体機能を保つなどで、確かに分かり易い目安ですね^^
また医学が進んで、寿命は延びたが健康寿命が延びたわけではなく、自分はどう生きたいか考えておく必要があるともおっしゃっています。
つまり「治療をしない選択」の事です。
ここをつつき出すと、一日中ブログを書いても書ききれませんので^^;、機会をみてまた書きたいと思います。
では、また明日です。
by Oshobu~
※柴垣先生の本はこちらから↓