介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

認知症から来る「疑心暗鬼・被害妄想」について、実際を目の当たりにして感じた事②

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2017.02.23

 

こんにちは。

今日のテーマは「認知症から来る「疑心暗鬼・被害妄想」について、実際を目の当たりにして感じた事②」でお送りします。

 

昨日の続きです。

しばらくして、母はショートステイに行かせて頂ける様になり、わたしの負担も軽減されてほっとした時期でした。

母の部屋とか持ち物を整理しておこうと、留守時ですからじっくり取り組んだところ、母のベットの下・タンス・押し入れからなんと!包丁7本・ハサミ4本が出て来ました。

【妄想のストーリーは続く】

もうかなり前の話ですが、当時はショックを受けたのを覚えています。

先生に相談すると、どうやら妄想と言うのは一日一日ではなく、続くドラマの様らしいですね^^;

 

母は、父が通っていたパソコン教室が全国組織の売春シンジケートだと言う妄想をもっており、父も騙されていて夜中にそこの女性たちが家に忍び込んで来るとわたしに言っていました。

もう、ここまでくるとね^^;「へ~」と聞いておくしかないですよ。ホント!

 

で、その包丁とハサミは、そいつらが来た時のための武器です。

リーサルウェポンじゃないんだから^^;もう、それらを処分しながら泣きましたね。

正直言って、情けないやら悲しいやら…

 

人が壊れて行くとは、ああ言う事を言うんですね。

でも、これではまだ終わらないのです。

 

では、また明日です。

by Oshobu~